「歓天喜地(かんてんきち)」は、中国語の「欢天喜地(huān tiān xǐ dì)」に相当する日本語の四字熟語です。
この成語の読み方は「かんてんきち」で、中国語のピンインは「huān tiān xǐ dì」です。意味は、天にも地にも喜びを伝えるほどの、非常に大きな喜びや狂喜の状態を表します。具体的には、跳び跳ねたり、じっとしていられないほどの大喜びを指します。
「歓天喜地」の出典は、中国の古典小説『水滸伝』であるとされています。また、元代の戯曲『西廂記』にも同様の表現が見られ、これが基本的な用法を確立したと考えられます。この成語は「歓天」と「喜地」に分けられ、「歓天」は天に向かって喜ぶこと、「喜地」は地に向かって喜ぶことを意味し、その喜びが天地にまで及ぶ様子を強調しています。
以下に、2つの例文とその説明を示します。
例文: 倒産寸前だったが、社員皆で努力した甲斐あってギリギリのところで融資を受けられることになり、会社存続が決まった。社長はうれし泣き、社員は歓天喜地の大騒ぎだ。
説明: 会社の存続危機が回避されたという非常に大きな喜びを、社員たちが「歓天喜地」、つまり我を忘れて踊り上がるような大騒ぎで表現している様子を描いています。集団の狂喜乱舞する状態を表す典型的な使用例です。