皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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曹操の評価

正史「三国志」の作者、陳寿は曹操の策略や、権謀、法体系の確立、人材登用などの業績を称えた後、このようにまとめています。「非常の人、時代を超える傑出した人」。

 なかなか高い評価ですね。これは後世の歴史学者による評価ですけれど、曹操自身も何度も当時の人物鑑定家に評価してもらったことがあります。

 橋玄の人物鑑定はとても有名なので、若い頃の曹操は橋玄のもとを訪れました。橋玄は「天下はまさに乱れんとしている。一世を風靡する才能がなければ、救済できぬであろう。よく乱世を鎮められるのは、君であろうか。」と言いました。

黄粱一夢

「黄粱一夢」。字面の意味は、粟のご飯を炊いている間に見た短い夢です。面白い物語が伝わっていますので、ご紹介します。

唐の時代に、盧という貧乏な書生がいました。いつも自分に運が回って来て、財産や地位のすべて手に入れることを夢見ていました。試験を受けるために上京する途中、大雨に遭ったので、旅館に入り、呂翁 という名の道士に合い、意気投合しました。

 盧生は自分の貧乏な暮らしを語りながら、いささか悲しくなっているようです。すると、呂翁は陶磁器の枕を出して、「これを使って寝なさい。あなたの夢を叶えてあげるよ!」と言いました。

 盧生は半信半疑で、枕に頭を乗せて寝ました。そのとき、店主は二人のために粟のご飯を炊こうと、粟の粒を鍋にかけたところです。

 盧生は寝ると、自分はなんだか大きくてきれいな家に入りました。そして、脳裏ではそこが自分の家だと認識しています。数ヵ月後、彼は金持ちの美しい娘と結婚し、ますます多くの財産を持つようになっています。またしばらくすると、 盧生は都に行って科挙試験を受験し、一挙クリアし、かなり高い官職を手に入れました。その後、その官職はどんどん高くなり、宰相まで勤めるようになりました。

滄海一粟

"滄海一粟"(そうかいのいちぞく)。海の中の一粒の粟。広大なものの中のきわめて小さいものという意味で使われます。転じて、宇宙における人間の存在のはかないことのたとえです。 その出典は蘇軾の詩、「前赤壁賦」です。

 蘇軾は、中国の宋の時代の有名な文学者です。もう一人の有名な文学者であり、政治家でもある王安石の変法に反対したため、現在の湖北省にある黄州に左遷されました。黄州では、蘇軾は2本の「赤壁賦」を書き上げました。「前赤壁賦」では、蘇軾は "寄蜉蝣于天地,渺沧海之一粟。"と詠みました。

 蘇軾は三国志のゆかりの地、赤壁・レッドクリフを訪ね、長江を眺めながら色々思ったんでしょう。「今日、私たちは赤壁を訪ねているが、昔、曹操は奇抜なヒーローだった。今、ヒーローはどこにいるのか?私たちは魚や海老、鹿などと一緒に、まるでカゲロウと同じように天地を彷徨い、広々とした海の中の一粒の粟のようだ。長江の水は尽きがないが、我々の一生はどんなに短いものだろう。」と嘆いたでしょうね。

背水一戦

"背水一戦"の日本語訳は、「背水の陣」となります。意味は、絶体絶命の窮地に置き、決死の覚悟で全力を尽くすことです。背後に大河の控える逃げ道のない死地に陣を敷いたことで、兵士たちに決死の覚悟で奮戦させ、活路を開いたという、漢の大将軍・韓信の故事から由来した言葉です。出典は、司馬遷が書いた「史記・淮陰侯列伝」となります。その主人公は、劉邦配下の大将軍、韓信です。

 韓信は趙王、歇(あつ)の軍隊を侵攻しようとしています。そのためには、井陘口という細い山道を通過しなければなりません。趙王の策士を務める李左車という者は、趙王の大将軍、陳余にこう語りました。

 「井陘口を塞いでおいて、奇襲の兵を派遣し、漢軍の軍需品の車列を分断させてください。そうすると、漢軍は進んで戦うことができず、退却することもできず、供給もなくなる。必ず破れる」と提案しました。

 しかし、大将軍の陳余は兵力の優位性に頼り、そのような不意打ちの奇計を用いず、漢軍と正々堂々と対戦することにしました。

一葉障目

一枚の葉が目を塞ぐというのが、字面の意味です。この言葉にちなんで、面白い伝説があります。

 これも春秋時代のことです。

 楚の国には、貧しい書生がいました。しかし、彼は勉強にあまり熱心ではなく、まともでないことを考えたりしていました。

 ある日、「淮南子」という本を読んでいたところ、「カマキリがセミを捕ろうとするときに持った葉っぱが、身を隠す効果がある。人間がそれを手に入れれば、他人の目から見えなくなり透明人間になる」という記述に目を奪われました。書生はそれを信じ込み、毎日林の中に潜り込んで、このような葉っぱを探すことに没頭していました。

 ある日、「淮南子」に記載された場面が彼の目の前で起こりました。一匹のカマキリが葉の後ろに隠れて、前方にいるセミを捕ろうとしていました。書生は大喜びし、その葉を摘みました。しかし、あまりにも興奮したせいか、書生の指がちょっと震えたため、その葉はゆらゆらと地面に落ち、落ち葉の中に混ざってしまい、どれか分からなくなりました。書生はやむを得ずそこにあるすべての落ち葉を家に持ち帰りました。

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