皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson12 語気助詞の“了” 例文

語気助詞の“了”は文末で用いられ,新状況の発生や変化を表します。
 
  昨天下午你做什么了? (昨日の午後あなたは何をしたのですか。)
  我看足球比赛了。  (私はサッカーの試合を見ました。)
 
で学習したアスペクト助詞の“了”と同じ発音,同じ文字ですし,意味的にも非常に似ている場合が少なくありませんので,注意が必要です。語気助詞の“了”のほうは必ず文末で用いられるというのがポイントです。

春天到了,天气暖和了。
(春になった,気候が暖かくなった。)
[Chūntiān dào le, tiānqì nuǎnhuo le.]

已经十点了,你快睡觉吧。
(もう10時だ,あなたは早く寝なさいよ。)
[Yǐjing shí diǎn le, nǐ kuài shuìjiào ba.]

我明天不去动物园了。
(私は明日動物園に行かないことにした。)
[Wǒ míngtiān bú qù dòngwùyuán le.]

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson12 アスペクト助詞の“了” 解説

文終止の問題
 <動詞+“了”>が目的語を伴う場合,もし目的語がなにも修飾語のついていないもので,ある特定の出来事だと限定できないときは,文をそこで終えることができません。例えば
  他写了信
は,目的語“信”がはだかの名詞であるため,このままでは文として言い切ることができません。<動詞+“了”>が目的語を伴う場合,次のような条件があれば文が終止できます。
(1)語気助詞の“了”を加える。
  他写了信了。(彼は手紙を書きました。)
 
(2)目的語の前に数量フレーズなどの連体修飾語を置く。
  他写了两封信。(彼は手紙を2通書きました。)
 
(3)動詞と目的語が離合動詞を形成するような固定化した結びつきで,さらに連用修飾語がある。
  在大会上,我无比激动地带头发了言。
  (大会において私はこの上なく感激し率先して発言した。)
 
(4)目的語が固有名詞などの唯一のものと特定できるものである。
  去图书馆的路上,我遇见了小张。
  (図書館に行く道で私は張さんにばったり会った。)

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson12 アスペクト助詞の“了” 例文

動詞の直後に,アスペクトマーカーとしてアスペクト助詞の“了”をつけると,「~した」という動作が実現した意味を表します。否定は副詞“没(有)”を用い,その結果“了”は消えてなくなります。“了”は発音は軽声の“le”です。
 
動詞 動詞+“了” 否定形
看 (見る) 看了 (見た) 没(有)看 (見なかった/見ていない)
吃 (食べる) 吃了 (食べた)    没(有)吃 (食べなかった/食べていない)

我昨天买了一本词典。
(私は昨日辞書を1冊買いました。)
[Wǒ zuótiān mǎile yì běn cídiǎn.]

上星期六我们看了一个外国电影。
(先週の土曜日私たちは外国映画を見ました。)
[Shàng xīngqīliù wǒmen kànle yí ge wàiguó diànyǐng.]

我回家后给他写了一封信。
(私は家に帰ってから彼に手紙を一通書きました。)
[Wǒ huí jiā hòu gěi tā xiěle yì fēng xìn.]

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson11 経験を表す“过” 解説

形容詞+“过”
 一部の形容詞には“过”をつけることができ,かつてそうであったことがあるという意味を表します。 

这个孩子小时候胖过,后来瘦下来了。
(この子は小さい頃太っていたことがあるが,その後やせた。)
[Zhèige háizi xiǎo shíhou pàngguo, hòulái shòuxiàlai le.]

否定形・疑問形
 また,「~したことがない」という否定は,副詞“没(有)”で打ち消したあと,アスペクト助詞の“过”はつけたまま残します。疑問文には,以下の2つのタイプがあります。

这本小说我没看过。
(この小説は私は読んだことがない。)
[Zhè běn xiǎoshuō wǒ méi kànguo.]

你爬过那座山吗?
(あなたはあの山に登ったことがありますか。)
[Nǐ páguo nà zuò shān ma?]

アスペクト助詞“过”
「~したことがある」という経験を表すには,動詞の後にアスペクト助詞の“过”をつけて表します。“过”は発音は“guo”で,軽声です。

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson11 経験を表す“过” 例文

「~したことがある」という経験を表すには,動詞の後にアスペクト助詞の“过”をつけて表します。
 
  我 去过 北京。(私は北京に行ったことがあります。)
 
  また,「~したことがない」という否定は,副詞“没(有)”で打ち消したあと,アスペクト助詞の“过”はつけたまま残します。
 
  我 没 去过 北京。(私は北京に行ったことがありません。)

我去过北京。
(私は北京に行ったことがあります。)
[Wǒ qùguo Běijīng.]

他曾经学过法语。
(彼はかつてフランス語を学んだことがある。)
[Tā céngjīng xuéguo Fǎyǔ.]

我从来没学过法语。
(私はこれまでフランス語を学んだことはない。)
[Wǒ cónglái méi xuéguo Fǎyǔ.]

你爬过那座山吗?
(あなたはあの山に登ったことがありますか。)
[Nǐ páguo nà zuò shān ma?]

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