皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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画龙点睛(huàlóngdiǎnjīng)

意味

 成語。竜を描いて目を描き入れる。最後に一つ手を加えて完璧なものにする。文章や話で最後に大事なことを付け加えて全体を引き立たせることを喩える。

由来

 南北時代の梁には張僧繇(ちょうそうよう)という有名な画家がいた。ある年、張僧繇が皇帝に金陵の安楽寺に絵を描くことを命じられ、三日間で壁に4つの金の龍を描き終った。上手く描けたので、皆に讃えられた。しかし、4つの龍に目が描かれていないことに気づいた人がいて、聞いた。すると、張僧繇は「目を描いたら飛んでいくから」と答えた。

 この話を皆、信じるわけには行かない。そこで、張僧繇は仕方がなく、2つの龍の目を描いたら、龍が本当に壁から飛んで行った。

使い方

套路(tàolù) はかりごと 策略

そもそも武術用語で、攻撃や防御方法、立ち方や歩き方などで編成された一連の動作を指す。日常では、順序、やり方、パターン、慣例などを言う。

 ネット用語としては、一定のやり方で、計画を立てて、人を騙したり、人の過ちを導く策略やわななど、ネガティブな意味を持つようになった。

 ※ネット社会ではネガティブな言葉や、意味、表現の方が市民権を得やすい気がする。  

工匠精神(gōngjiàng jīngshén)

職人気質 職人魂

 背景

 これまでに、中国社会では投資が少なく、サイクルが短く、効果が出やすいことを求めていたが、本来は製品の魂とも言える品質が劣っていた。しかし、品質を重視しない企業は長続きできない。つまり、多くの中国企業の成長が続かない原因として「工匠精神」が足りないことが挙げられるようになった。中国製品の品質が日本製品にかなわないのは「工匠精神」がないからだと言われる。そこで、この「工匠精神」が2016年の政府活動報告に盛り込まれ、2016年の年度流行語にもなった。

撸起袖子加油干(lūqǐ xiùzi jiāyóu gàn)

腕をまくって頑張ろう

 「撸」はかく、しごく、たくし上げる。「撸起袖子」で袖を捲り上げる動作のこと。「加油」は頑張る。「干」はやる。「撸起袖子加油干」で張り切って頑張ろう!という意味。

 これは習近平国家主席の2017年新年あいさつの中のフレーズで、やる気満々で何かをする時、これを使う。  

靠谱(kàopǔ)

北方方言。「离谱」から由来した言葉。

 「离谱」は(物事の)法則や筋道から外れている、枠からはみ出ている、常識はずれである意味。

 「靠谱」はその反対の意味で、当てになる、信頼できる、頼りになる意味になる。

 これは口語で言う時、アールかして、「靠谱儿」という。

 しかし、「靠谱」を否定する時、「离谱」ではなく、「不靠谱」。

 人を「不靠谱」というと、その人が頼りにならない意味。

 事を「不靠谱」というと、実現できない、現実から離れすぎる意味になる。

 使い方

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