whenis 的blog

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

北京地下鉄のたび ―復興門駅―

現在、北京市内にはかつての城壁がわずかに残るばかりだが、明、清時代の北京は城壁に囲まれた街であった。城壁は内側の城壁と外側の城壁という二重の城壁から成っていた。「内九外七」と言われ、これらの城壁には内壁に9 つ、外壁に7 つ、あわせて16の門があった。しかし、この門の中に現在の復興門と建国門は含まれていない。

 以前、この二つの門は、通行の便のためにただ城壁に穴をあけただけのものであり、通称、後明門と長安門と呼ばれていた。1946年に後明門は建国門、長安門は復興門と改められたのである。

 地下鉄の駅名に「門」がつく名前が多いのは、この城壁の門の名残である。現在、駅の周りには中国人民銀行や中国銀行監督局、中国証券監督管理委員会や国内外の銀行が集中する「金融街」となっている。

 観光スポット

 呂祖宮

 ここは清代に建てられた道観(道教寺院)で、現存する中でも比較的、小規模のものである。現在北京市の重点保護文物に指定されている。

 アクセス:地下鉄A出口出て、右400メートルほど。

北京の地下鉄の旅 ー八通線ー

この線は地下鉄1号線の延長路線で、東へと伸びています。2001年に着工し、2003年に開通しました。四恵駅を出発し、土橋駅が終着駅です。およそ18キロに13の駅が設置されています。この線の開通により北京の東エリアが大きく発展しました。

 高碑店駅

 昔、国は南でとれた食料を北へ運ぶために運河を利用しましたが、このあたりは遼・金の時代、その運河の埠頭でした。皇帝のための食糧の集散地で当時は非常に栄えていました。

 また民間に伝わる話では、高碑店はかつて、高蜜店という名前だったそうです。これはこの地域には養蜂場があり、蜂蜜を買い求める人が多かったことに由来しています。

 観光スポット

 中国紫檀博物館

 中国で最大規模の紫檀芸術が鑑賞できる博物館です。しかも民間の個人博物館です。全国政協商委員の香港富華国際グループの代表、陳麗華がおよそ2億元を投じてつくったもので、1999年に開館しました。貴重な木材で作られた調度品・芸術品など、約1000点が収蔵されています。

 アクセス:地下通路の北出口を出て、西へ100メートル直進。

 高碑店古典家具街

東直門駅

東直門は元代に建設され、崇仁門と呼ばれていました。明代初めに改築され、明の洪武年間に現在の東直門となりました。北京城が建設される際、材料となる木材の運搬口であったため「木門」と呼ばれていたそうです。この門は北京内城にあった九つも門の中で一番小さな門でした。しかし、現在は長距離バスの発着所やバスステーションがあり東エリアの交通の中心となっています。バスのほか、地下鉄2号線の乗り換え駅、そして空港線の発着駅でもあり、いつも旅行者の姿が絶えない場所です。

観光スポット

南館公園

 現在の南館公園がある場所はもともと銅工場でした。1956年に北京市は緑地化計画を進め公園となりました。公園の北側にはロシア大使館があり、大使館が置かれる前には北京で初めて造られたギリシア正教の教会がありました。ここが一般には「南館」と呼ばれていたことにちなみ、南館公園となりました。

アクセス:地下鉄A出口出て、東直門内大街に沿って西へ。

東直門内北中街を右折し北へ。

中国医史博物館

五道口駅

五道口は「北京の国連」のような場所です。高校や大学がたくさんあります。語言大学、清華大学、北京大学などなど。とりわけ語言大学には世界各国からの留学生が中国語を学んでいます。ここには100を以上の異なる地域からやってきた外国人留学生が集まる場所と言われています。そのため、中国でありながら、様々な文化の片鱗が感じられる場所です。カフェや多国籍のレストランも多く、各国のグルメも楽しめます。とりわけ韓国人学生が多いため、街も韓国色が濃く、歩いているとハングル語が聞こえることも珍しくありません。

 観光スポット

 北京語言大学

 この大学の建物はこのエリアのランドマーク的な役割を果たしています。「万国壁」と言われる壁には160カ国の国名が刻まれています。160カ国からおよそ7000名を超える学生が在籍しており、「ミニ国連」とも表され中国学習に最適の大学です。2008年に北京オリンピックが開催された際には、「ミニ五輪」という言い方も登場しました。キャンパス内を歩けば、韓国のチマチョゴリ、日本の和服、タイの織物、メキシコの麦わら帽子など、各国を代表する品々を見ることができます。

大鐘寺駅

北京で大鐘寺と言えば、多くの人がインテリア商業区や家具販売市場、アンティーク取引場を思い浮かべるかもしれません。大鐘寺そのものと境内にある国宝級の文物を連想する人は少なく、ここには古鐘博物館があることを知る人はさらに少ないでしょう。

 現在、駅周辺には中国政法大学、中央財経大学、首都体育学院などがあり、文化的な雰囲気が感じられます。

 観光スポット

 大鐘寺古鐘博物館(大钟寺古钟博物馆)

 大鐘寺はもともと覚生寺という名前でした。清代には重要視されていた寺院の1つで清代の文献によれば、北京には291箇所の寺院があり、このうち大鐘寺は万善殿や万寿寺に続くものでした。創建は1733年で雍正帝の命令で造られました。現在寺院の山門の上に掲げられている額は雍正帝が書いたものです。

 かつて寺院に残された文物は多くが失われましたが、博物館には永楽大鐘と鐘器が収蔵されています。もともとは寺院のものではありませんが、宋代のものもあります。最大で最古の鐘は永楽大鐘で、寺の名前はこの鐘に由来しています。

 アクセス:地下鉄A出口出て、北へ。北三環路をそのまま渡り、北三環路に沿って西へ徒歩5分。

页面

スポンサー