北京の地下鉄の旅 ー八通線ー
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
この線は地下鉄1号線の延長路線で、東へと伸びています。2001年に着工し、2003年に開通しました。四恵駅を出発し、土橋駅が終着駅です。およそ18キロに13の駅が設置されています。この線の開通により北京の東エリアが大きく発展しました。
高碑店駅
昔、国は南でとれた食料を北へ運ぶために運河を利用しましたが、このあたりは遼・金の時代、その運河の埠頭でした。皇帝のための食糧の集散地で当時は非常に栄えていました。
また民間に伝わる話では、高碑店はかつて、高蜜店という名前だったそうです。これはこの地域には養蜂場があり、蜂蜜を買い求める人が多かったことに由来しています。
観光スポット
中国紫檀博物館
中国で最大規模の紫檀芸術が鑑賞できる博物館です。しかも民間の個人博物館です。全国政協商委員の香港富華国際グループの代表、陳麗華がおよそ2億元を投じてつくったもので、1999年に開館しました。貴重な木材で作られた調度品・芸術品など、約1000点が収蔵されています。
アクセス:地下通路の北出口を出て、西へ100メートル直進。
高碑店古典家具街
北京では「南に古玩城、西に高碑店」と言われますが、これが古典家具の2大市場です。特に高碑店は古典家具の故郷と言われるほどです。全長およそ2キロの家具街に300あまりのお店が並んでいます。
週末になると、明・清時代の家具のコレクター、外国人の観光客、都市部のホワイトカラー層など多くの人々があちこちから集まってきます。
アクセス:地下通路の南出口を出て、南へ徒歩8分ほど。