皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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文法ノート-形容詞の重ね型

同じ形容詞を繰り返す、重ねることで、その性質や状態の程度が更に深まる、更にいきいきしてくる。

1) 一文字の形容詞

例:好⇒好好(hǎo hāo)

重ねた後ろの形容詞は一声で発音する。「儿化」して「好好儿」となることもある。また、直ぐ後ろが動詞の場合は、「地(de)」という構造助詞を付けて

繋ぐ。「地」は省略してもよい。

例:你好好(地)学习。

直ぐ後ろが名詞の場合は「的」を付けて繋ぐ。省略できない。

例:你有大大的眼睛。

2つ重ねることで、その形容詞の程度が更に深まるので、日本語に訳す時は、いきいきとその様子が目に浮かぶような言葉を選ぶとよい。

例:好⇒好好

文法ノート名詞・量詞・方位詞・副詞の重ね型

1)名詞

中国語では、親族の呼称のほとんどが重ね型で呼ばれる。

例:爸爸(父) 妈妈(母)

哥哥(兄) 弟弟(弟) 姐姐(姉) 妹妹(妹)

爷爷(父方の祖父) 奶奶(父方の祖母) 姥姥(母方の祖母)

娃娃(小さな子供) 宝宝(子供に対する愛称)

一般名詞では、重ね型として単語が成り立ち、一文字では口語としては

意味をなさないものもある。

例:星星(星)

この他、名詞を重ねて「どれも例外なく」と言った意味を表す場合がある。

文法ノート-補語Ⅰ方向補語

中国語には日本語と同じように前から修飾するだけでなく、後ろから補う補語もよく使われる。補語は動詞や形容詞などの後ろに置いて、動詞や形容詞の意味を補う。前に置かれる修飾語と違って、後ろに置かれることが特徴である。

補う内容や形によって、いつかに分けられるが、私たちは方向補語、結果補語、可能補語、程度補語、状態補語の5つに分けて学んでいく。今回は、方向補語。

方向補語

動作の移動方向を補う補語。

動詞「来」「去」のような1文字のものと、その「来」「去」ともう一文字を組み合わせた2文字のものがある。

「来」は自分に近づいてくる方向、「去」は自分から離れていく方向である。

例:歩いて来る 走来

歩いて行く 走去

走って来る 跑来

走って行く 跑去

文法ノート-補語Ⅱ結果補語

動詞のすぐ後ろにつけて、動作の結果を補う。結果というのは動作が行われた結果、完了した結果なので、ほとんどの場合、後ろに完了を表す「了」を伴う。

例:吃(食べる)+ 完(終わる)=吃完(食べ終わる) 食べた結果⇒終わった
听(聞く)+ 懂(解る)=听懂(わかった) 聞いた結果⇒解った

学(学ぶ)+ 会(マスターする)=学会(マスターした)学んだ結果⇒マスターした

找(探す+到(目的に達する)=找到(みつかる) 探した結果⇒達した

写(書く+错(間違える)=写错(書き間違えた)書いた結果⇒間違えた

写(書く)+好(上手に、好く)=写好(上手く書いた)書いた結果⇒よかった
我读完了这本书。

私はこの本を読み終えました。
我写错了一个字。

文法ノート-補語Ⅲ可能補語

動詞の動作が可能である。「~できる」と言う意味を表すには、可能の助動詞「能」を使う場合と可能補語で表す場合とある。

「能」を使うより、可能補語を使った方がより生き生きとした感じになる。

その動詞の結果(結果補語)や移動(方向補語)した位置が成立するのか、つまり可能なのかどうかを表現する。形は方向補語や結果補語をベースにして、動詞と結果補語、または方向補語の間に「得」を入れる。

結果補語では「了」を伴うことが多かったが、可能補語は否定形で使われることが多い。否定は、動詞と結果補語、または方向補語の間に入れた「得」を「不」に変える。

結果補語と可能補語の比較

結果補語 可能補語

看见 看得见/看不见

(見る)その結果、視覚が捉えた=見えた 見ることができる

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