皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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君子之交

「君子之交(くんしのこう)」。これは、荘子の言葉、「君子之交淡如水、小人之交甘如醴」、君子の交わりは、淡きこと水の如く、小人の交わりは甘きこと、醴の如し。が出典となっています。

 君子は徳のある者。その反対語に、徳のない者は、小人と言います。君子の交際は淡々としているために親しみは深くなり、小人の交際は甘くて利を離れないために、最初は甘酒のようですが、やがて途絶えてしまうという意味ですね。

 中国語では、「君子之交」という四字熟語以外に、「君子之交淡如水」原文のままで引用されることが多いです。

 「君子の交わりは淡きこと水の如し」に関して、こんな故事があります。

 唐の初期、薛仁貴(せつじんき)という有名な武将がいました。若い頃は貧しく、妻とボロボロの洞窟に住み、畑仕事を生業としていますが、それでも衣食が足りず、近くに住む王茂生夫妻によく助けてもらいました。

 後に、薛仁貴は妻の進めにより、軍に入り、唐太宗と一緒に高句麗に遠征した際、大きな手柄をあげたため、「平遼王」と封ぜられました。

 故郷に錦を飾った薛仁貴に、大勢の人が訪ねてきてプレゼントを贈ろうとしていましたが、薛仁貴はそれらをすべて丁寧に断りました。唯一受け取ったのは、昔近所に住んでいた王茂生が送ってきた二缶の「酒」です。

人各有志

字面を見れば分かりますね。人にはそれぞれ志がある。人はそれぞれの志や抱負があります。

 人間の個性というか、それぞれの理想を尊重しなければならないという意味合いがあります。人それぞれに志があるので、無理矢理に一律の基準を決めて、強いたりしてはいけません。

 この面では、横並びが好きな日本と比べて、中国の方は、もっと各人の個性を生かしているように思います。だから、日本人と比べて、集団性が強くないということもありますね。一つのチームに、どうしても皆とあわせない人がいれば、まあ、「人各有志」、人それぞれ志が違うから、いいやといって、見過ごしてしまうケースもあります。

 別に無理して、人に合わせたりしなくても、気が楽であれば、いいかもしれません。しっかりとしたり志を持っていれば、それを目指して頑張るといいと思いますね。もちろん、場合によりますけどね。

情竇初開

四字熟語には数千年、数百年と、長く使われてきたものが多いです。これらを理解すると、中国人の価値観や伝統、文化などを知ることができると思います。

 さて、2月に入りましたが、2月と言いますと、バレンタインデーがありますね。中国語では「情人節」と呼びます。日本のように女性が男性にチョコレートを贈る日ではなく、恋人たちの日といった感じです。男性が女性にバラの花を贈っているのをよく見かけます。実際の北京の2月は、まだまだ厳寒が続く真冬ですが、旧正月が過ぎて、続いてバレンタインデーがやってくるので、冬なのになんかわくわくします。そんなバレンタインデーにあわせて、今日は、恋や結婚に関する中国の四字熟語を特集してお届けします。

 日本語にもあるもの、中国特有のものなどがあります。先ず、ご紹介するのは、恋心が芽生える時の少年少女を形容する言葉です。「情竇初開(じょうとうしょかい)」です。

万事具備

準備万端という意味です。

 中国語では、もちろん、「万事具備」を単独で使うこともできますが、一番よく使われる形は、"万事具備、只欠東風"です。準備は完了したが、必要な条件がただ一つ満たされていないという意味です。これは日本でも数多くのファンがいる『三国志』から出た名句です。今でも、日常会話の中でよく使われています。

 この言葉は『三国志』の中でも最大の見せ場ともいえる「赤壁の戦い」から来たのです。中国後漢末期の208年、長江の赤壁で起こった曹操軍と孫権・劉備連合軍の間の戦いです。歴史と一致しないところがありますが、羅貫中が書いた『三国志演義』バージョンをご紹介しましょう。

 208年、曹操は83万人の軍を率いて、長江の中流にある赤壁に駐屯し、蜀の劉備を打ち負かした後、さらに、呉の孫権をも侵攻しようとしています。蜀と呉は同盟を結び共同で曹操に抵抗します。蜀と呉の兵力は少なく、両軍をあわせた連合軍も、魏に及びません。

「○○千金」の構造の四字熟語

「一攫千金」、日本語でも使う四字熟語ですね。中国では、昔から、「千金」は大変価値あるものを表す言葉として、色々な場面で使われます。もちろん、四字熟語になっているものがたくさんあります。

 「一刻千金」という言葉があります。時間の貴重なことの例えです。これは蘇軾の詩、「春宵一刻値千金」から来ています。春の夜のすばらしさは一刻が千金にも値するという意味でしたが、今はよく新婚の夫婦が過ごした初めての夜のことを表します。蘇軾が描いた元の意味より、少し俗っぽくなりましたね。

 もうひとつご紹介しましょう。「一字千金(いちじせんきん)」。大変優れた文字や文章のことを言います。秦の始皇帝の宰相、呂不韋(りょふい)にまつわる故事があります。ご紹介します。

 商人から秦の宰相となった呂不韋は、自分の名声を高めるため、食客3000人を集め、26巻の20万字あまりからなる『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』という書物を完成させました。これは春秋戦国時代の各思想流派の説を集めた一種の百科全書です。

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