皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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【春节出游】(chūnjié chūyóu)春節のお出かけ.

春節期間中の旅行のことを言います。

 中国では、大型連休と言えば、十月一日の国慶節連休と、この春節連休をさします。家族旅行を考えている場合などは、この時期、学校も職場も冬休みなので、恰好の時期になるわけです。

 中国では、「除夕」の夜には自宅で一家団欒で年越しをする習慣があります。ですので、一部の家族は「除夕」と「初一」は家族全員で自宅で過ごし、「初二」と呼ばれる旧暦の正月二日から出かけることになります。また、その数日丸ごと家族総出で旅行に出かけることも増えてきました。

 交通機関やホテルもオンシーズンですから、割引もありませんし、国内のどの観光地に行っても観光客に揉みくちゃにされることになりますが、最近は海外組も増えていますから、少しは緩和されていると言えるのかも知れません。

 旅行サービスサイト「途牛網」のランキングでは、国内の旅行先では厦門とその近くにあるコロンス島(鼓浪屿)が一位、その次は成都とその近くにある都江堰で、三位は雲南省の様々な街、そして、海南島の三亜、広西チワン族自治区の北海、雪郷、広州と香港、珠海、マカオなどがその後に続いています。

【抢票】(qiǎng piào)チケットを(奪い合って)手に入れる.

「抢」は奪う、「票」はチケット、切符のこと。これを組合せて「抢票」として、人気のチケットや切符を奪い合って手に入れることを指します。

 毎年、春節の前に、「抢票」と言う言葉をよく耳にします。最近では諸外国の方にもかなり知られるようになっていますが、中国には「春运」、つまり春節期間中の帰省・Uターン大移動にむけた交通機関の特別輸送体制があります。その第1歩が「抢票」、つまりまずは切符を奪い取ることから始まるのです。

 昔は駅の切符売り場で長蛇の列を作って切符を買うのが、春節前のおなじみの風景でした。そのしばらく後には、近くの切符売り場やエージェントの窓口でも買えるようになりました。希望する期日や時間、寝台車なら上か中か下かなど具体的な希望を出して、そうした窓口で買うようにもなりましたが、春節などの時期には、第一希望が叶わない場合もあります。そのため、第2希望、第3希望などを事前に出しておいたりするわけですが、手に入るかどうかぎりぎりまでわからないという、非常につらい時間を過ごした記憶をお持ちの方もまだいらっしゃるのではないでしょうか。

中国語・フレーズ基本 180213180213

哪里哪里。

Nǎli nǎli.
どういたしまして
褒められたり、お礼を言われたりしたときの受け答えです。“里”がもともと第3声なので、“哪”は第2声に声調変化します。

不敢当。

Bùgǎndāng.
とんでもないです
褒められたときに謙遜して答える表現で、2回繰り返して言うこともよくあります。

您过奖了。

Nín guòjiǎng le.
褒めすぎです
“过奖”とだけ言ったり、“过奖过奖”と繰り返して言うこともよくあります。

还差得远。

【冲顶大会】(chōngdǐng dàhuì)[固]天辺越え大会(クイズライブアプリ).

「冲顶」は登山用語で、トレーニングや食料、キャンプなどの準備を整えて、山頂に向かう行動を指すものです。

 「冲顶大会」は賞金付のネットライブクイズのアプリです。中継期間中、司会者が全部で12のクイズを出し、全問正解するその回の賞金を山分けできるという、いたって単純な仕組みですが、わかりやすさが受けて大流行りになっています。ただ、このクイズはライブ放送の時間が決まっているので、ほかの時間帯に入っても何もできないという、まさに短期集中型のものです(現在は過去問を使った友人同士の対決モードが作られています)。

これはもともと欧米のアプリHQのフォーマットを丸々使用したものですが、不動産開発で有名なワンダグループの御曹司であり、一挙手一投足が注目されているネットセレブの王思聡さん(お父さんは大陸1の金持ちと言われた王健林氏)が、ウェイボーで「我撒币,我高兴(お金をばらまくのが超楽しい)」と宣言したことで、一気に知名度が上がることになりました。他にもライブアプリは多数存在し、同様のゲームは他も始めていましたが、彼の一声で、この「冲顶大会」の盛り上がりの質が変わった感がありますし、今では沢山の投資家が寄ってくる一大メディアに育ちつつあります。普通の広告よりも費用対効果が高いとも言われており、どのようなプラットフォームに育つかが注目されています。

【旅行青蛙】(lǚxíng qīngwā)[固] 旅かえる(ゲームアプリ名)

「青蛙」はカエル、旅行するカエルで「旅かえる」ということで、最近中国で大ヒット中の日本発のスマホゲームの中国語タイトルです。

 「旅かえる」は、日本のヒットポイント社が開発した「放置系ゲーム」の一種。プレーヤーが動ける範囲は「庭先」と「おうち」の2つだけ、さらにできることといえば庭先のクローバーを収獲して、通貨替わりに家の中にある「おみせ」で買い物をすることだけ。そして、買えるものは旅に必要な食べ物や旅行用品のみで、かえるがそれを勝手に持って旅に出るという、受け身のものばかり。カエルがいつ旅に出るのか、家に帰るのかもわからない。旅先から写真が届いたり、旅先で知り合った友達が遊びに来たりしますが、プレイヤーはそれ以上、手の出しようがないという、極限まで「自由を奪われた感」の強いゲームになっています。とにかくプレイヤーが干渉できることが限られています。

 日本で開発されたゲームなのですが、なぜか中国のアップルストアでのダウンロード数が最も高くなっているとのこと。日本のメディアの統計を見ますと、ダウンロード数の96%は中国から、日本は2%ほどしかないということで話題になりました。しかも、それがインターフェイスは全部日本語という、中国のローカルユーザーにはとても「痛い」設定。それでも受けており、オフィシャルではない中国語版まで生まれています。

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