大豆
マメ科の一年生作物で、昔から中国でよく食べられる五穀のうちの一つ。種子は蛋白質と油脂が豊富で食用。醤油や豆腐などの原材料となり、植物性蛋白質の食品として有名。大豆の胚芽に多く含まれているイソフラボンについては、骨粗鬆症や更年期障害、生活習慣病であるガンへのはたらきに強い関心を寄せられています。
不安定になりがちな女性の更年期に強い味方
更年期に女性ホルモンが減少すると、体調の変化のほかに骨からカルシウムが流出しやすくなります。これは女性ホルモンが骨からカルシウムが溶け出すのを抑えるはたらきをしているからです。カルシウムの流出が進むと骨粗鬆症が心配です。大豆イソフラボンは女性ホルモンとよく似たはたらきをするので、女性ホルモンの減少による体調の変化やカルシウムの減少に備えることができます。他にもカルシウム摂取時の吸収を高めたり、活性酸素に対する抗酸化作用も認められています。これほどのはたらきをするイソフラボンを豊富に含んだ大豆を、先々の健康のために摂取しない手はないでしょう。
サプリメント常連のすぐれた成分。レシチン