さて、最初に取り組むのは四書の中の一つ「大学」です。
当書の解読の際に、一文字一文字に含まれる意味の解読(嚼字)に
は、最古の中国語辞書といわれる、東漢、許慎(58年? - 147
年?)の「説文解字」に従っていきます。
漢字を咀嚼して噛み砕いていくには、簡体字は使えないので、
繁体字を使うことになります。(簡体字はあくまで利便性のために
生み出されたものです)
繁体字の咀嚼を十分に行った上で、
「咬文」のための参考資料として、宋代、朱熹(1130年 - 1200
年)の「四書集注」(写真)を同時に読解していきます。
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