臘八粥-臘八節
記載によると、「臘八節」は中国古代の行式「臘祭」からきたものだそうだ。中国では、昔から農業が重視されてきた。農業の大豊作を獲得したごとに 神様が保護してくれた結果だと人々は思ったから、豊作を祝う盛大な謝恩式・「蝋祭」が行なわれる。式典の後、人々は新しく取った穀物でお粥を炊いて、一緒に食べて祝う。その後、祖先を祭る式典にと発展した。紀元5世紀、旧暦の12月8日は臘八節と決められた。
中国では、旧暦の12月を臘月と言い、12月8日を「臘八節」という。「臘八節」は中国の漢民族の伝統的なお祭りで、旧暦のお正月・春節の前奏と見られている。
中国で「臘八粥」を食べる習慣がすでに1千年以上の歴史がある。宋の時代から始まったそうだ。