Blogs

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

冬至

作者、杜甫は盛唐の詩人。現在の湖北省の人。李白などと並んで、日本でもよく知られた詩人です。一族に詩人などがいたことから文学に親しむ素養があったようです。今回紹介した詩は、四川省奉節県にいた55歳ころに作られたようです。この詩には続きがあって、そこでわかるのですが、雪が降った後の寒い冬至だったようです。「年々至日」の至る日とは冬至のことです。客となるは、旅人となると言う意味で、作者杜甫自身のことです。忽忽は失意の様子で、窮愁は、甚だしい愁い。泥殺の泥は拘泥の泥でとらわれること、殺には殺すと言う意味はなく、泥を強調しています。江上の形容の江は長江のことで、形容はその水面に映る杜甫の容貌のこと。天涯の風俗、天涯が故郷を遠く離れた土地と言う意味ですから、異郷の地の習慣にも自ら親しむということです。この後には、「藜(あかぎ)の杖(つえ)をついて出かけて行き 雪があがった赤い色の谷を見下ろす」と続きます。そして、都長安を思う気持ちが表現されています。昼間の時間が短い、つまり漆黒の闇に包まれる夜が長い冬至の日、年老いて故郷を離れていれば、体の寒さだけでなく、確かに心も寒くなって、寂しくなりそうです。

癸丑岁暮杂吟

作者、黄之雋は清の詩人、役人。現在の上海の人です。博識な人として知られ、唐の時代の人の句を集めて作った「香屑(こうせつ)集」が有名です。タイトルの癸丑は雍正11年、1733年です。この年の年末に作られた漢詩です。歳暮の言葉は、いまではお歳暮、年末の贈答品のイメージですが、もともとは年末、歳末の意味です。客となってとありますから、旅か仕事で家を離れていたのでしょう。それが、帰ってきたらもう年末になってしまった。歳又除の又の文字が、もう年末だよという気持ちをよく表しています。一楼とは、作者の部屋のことでしょう。乱堆の書、読み終わった本かこれから読む本かは解りませんが、乱雑に積みあがった雰囲気から作者の性格まで伝わるようで、微笑ましい感じがします。更に、債を避けての債は、債務の債、借金ですね。これを避けて、残った本をかかえて、蠹魚に埋もれようと言っています。蠹魚は、しみ、本を食べる虫ですから、虫に食われぼろぼろになった本に埋もれよう、外には借金取りがいて出てけないことを言っています。この本の虫は、本ばかり読んでいる人のことでもあります。年末に借金取りに追われ、隙間風の入る、でも日当りのいい自分の部屋に籠り、乱雑な本に囲まれている。清の時代の詩は、唐や宋の時代と違って、生活の様子や習慣が現代に近く、想像しやすいように思います。

臨安春雨初霽

作者、陸游は南宋の詩人。現在の浙江省紹興の人。範成大、楊万里とともに南宋の三大詩人と言われました。当時の人としては長生きな85歳で世を去るまでに約1万首という多くの作品を残しました。今日の作品は、62歳の時、風光明媚な地としてしられる厳州で代理知事をしていた時に、当時の都臨安に呼び出された時の滞在中に作ったものです。タイトルは、「臨安で春雨がやっとあがったばかり」という意味です。先ず、前半を聞いていただきました。世味は、世間への興味、紗は薄絹のことです。京華は、都、つまり臨安のこと。本来都に来るのは嬉しいことなのに、この一句をみると嬉しそうではありません。眠れなかったのか、夜は春雨の音を聞いていたようです。深巷は奥深い路地の意味で、杏花、アンズの花は日本なら桜と言った感じで江南地方の春を代表する花です。都に呼び出されて来たものの眠れぬ夜を過ごした陸游。次の日はどんな風に過ごしたのでしょうか。後半を聞いてください。

男友力 女子力

男友力(nán yǒu lì)

意味

日本語の「女子力」から由来した言葉で、その意味はボーイフレンドとしての資質、能力で、ボーイフレンド指数とも言える。

この「男友力」には外見、責任感、優しさなどが含まれ、グレードアップ版は「男友力MAX」と言う。

使い方

他很有男友力。

彼には相当「男友力」があります。

有一个男友力满满的男朋友是什么体验?

「男友力」満点のボーイフレンドがいるのはどんな感じですか。

他在街上对女生大声吼叫,男友力遭质疑。

彼は道端で女性に大声で怒鳴ったので、その「男友力」が疑われました。

他的什么行为让你觉得男友力爆棚?

公主病 プリンセス症候群

公主病(gōng zhǔ bìng) プリンセス症候群

意味

自信過剰の一部の女性がお姫様扱いされたがることを指す。同じ特徴を持つ男性の場合、「王子病」という。

このような人は依頼心が強くて、自己中心的に物事を考える。責任感がなく、問題を抱える時、常に他人のせいにする。冷静な自己評価ができなく、意志の強さと我慢強さがなく、他人を理解したり、自分の感情をコントロールしたりすることに弱い。なので、職場では人間関係が上手くいかなく、恋愛や結婚生活に関するトラブルも多い。

このような若い女性が増えた背景として、経済成長期に裕福で忙しい親が子どもに昔ほどきちんと躾ができない、逆にモノを与えすぎることが挙げられる。今の中国では、周杰伦(ジェイ・チャオ)が(『公主病(プリンセスシンドローム)』)というタイトルの歌を発表するほど話題になった。

页面

スポンサー