文法ノート-助動詞としての「要」

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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「要る、欲しい」と言った意味の動詞としての「要」を学んできたが、「想」と同じように助動詞として使うこともできる。動詞の前に付けて、その動詞を「したいと思う」と願望や意志を表します。

例:私は中国映画を見ます。

我看中国电影。

私は中国映画を見たいと思う。

我想看中国电影。

我要看中国电影。

私は中国語を勉強したいと思う。

我想学习汉语。

我要学习汉语。

私は中国に行きたいと思う。

我想去中国。

我要去中国。

この他、「要」は助動詞として使うと、「したいと思う」と願望や意志の他に「必要や義務」、「比較的強い可能性」、「未来の予定」なども表すこともできる。

「必要や義務」~しなければならない

 

例:月曜日、私は会社に行かなければならない。

星期一我要去公司。

あなたは病院に行かなければならない。

你要去医院。

*否定文「不要」ではなく「 不用」を使う。

例:あなたは病院に行かなくてもいい。

你不用去医院。

月曜日、私は会社に行かなくてもいい。

星期一我不用去公司。

 

「比較的強い可能性」~しそうだ、~するだろう、~はずだ

例:明日は雨が降るはずだ。(降りそうだ、降るだろう)

明天要下雨的。

*否定文「不要」ではなく「不会」を使う。

例:明日は雨が降らないだろう。

明天不会下雨。

「未来の予定」 ~することになっている

例:十月一日、私は天安門広場に行くことになっている。(行く予定だ)

十月一号我要去天安门广场。

十月、私は北京マラソンに参加することになっている。

十月我要参加北京马拉松。

否定文

「したいと思う」と願望や意志を表す「要」の時だけ、動詞ではなく、助動詞の部分に「不」を付ける。つまり「要」の前に「不」をつける。それ以外の意味の時は「要」の前に「不」ではなく、「不用」「不会」と全く変わるので注意。

疑問文

文末に「吗」を付けて疑問を表す。

例:あなたは中国映画を見たいと思いますか。

你要看中国电影吗?

あなたは中国語を学習したいと思いますか。

你要学习汉语吗?

あなたは中国に行きたいですか。

你要去中国吗?

*諾否、反復疑問文は、動詞ではなくこの「要」を繰り返す。

例:あなたは中国映画を見たいと思いますか。

你要不要看中国电影?

あなたは中国語を学習したいと思いますか。

你要不要学习汉语?

あなたは中国に行きたいですか。

你要不要去中国?

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