文法ノート-「请」を使った兼語文

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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兼語文とは、1つの文に2つの動詞が入っている文である。連動文は1つの文に2つの動詞だが、主語は1つだけ。兼語文は2つの動詞の間にある名詞が、前の動詞の目的語になり、後ろの動詞の主語になる文。

今回習う兼語文には2つある動詞のうち、1つ目の動詞が「请」の場合。

「请」は動詞として、「招待する」と言う意味や「人に~するよう頼む」という依頼の意味がある。

例:我请你去中国。

私はあなたに中国に行くよう頼みます。(お願いします)

動詞1「请」と動詞2「去」の間にある名詞「你」は動詞1の

目的語で、動詞2の主語になっている。

<置き換え>

東京、大阪、京都、名古屋、福岡、仙台、沖縄、北海道

我请你去东京。

我请你去大阪。

我请你去京都。

我请你去名古屋。

我请你去福冈。

我请你去仙台。

我请你去冲绳。

我请你去北海道。

我请你吃日本菜。

私はあなたに日本料理を食べるようお願いします(ご馳走します)。

=私はあなたに日本料理をご馳走します。

<置き換え>

中華料理、フランス料理、イタリア料理

我请你吃中国菜。

我请你吃法国菜。

我请你吃意大利菜。

私はあなたにをご馳走します=私がご馳走します。

我请客。

*「请」は「你」の前につけて「请你~」で「どうぞ~してください」、英語のPLEASEのようにも使う。「你」を省略することも多い。

请进。

どうぞお入りください。

请坐。

どうぞお座りください。

请喝咖啡。

どうぞコーヒーをお飲みください。

请喝水。

どうぞ水をお飲みください。

否定文

「不」や「没有」ではなく、「别」、「不要」を後ろの動詞2の前におく。

例:请你别(不要)说话。

(どうぞ)しゃべらないでください。

请你别担心。

(どうぞ)心配しないでください。

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