中国語会話基本単語

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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中国語会話基本単語

私生饭(sīshēngfàn)[名]セルフィッシュなファン

 「私生饭」は、極端で過激な行動を取る、ファンとしての道を踏みはずした身勝手なファンを指した言葉です。彼らは、自分が好きな芸能人に対してストーカー行為をしたり、彼らの私生活や仕事風景を覗き見したり、盗撮したりするなど、自己満足のためには芸能人の私生活を侵害することもいとわない人たちです。

 「私生饭」は芸能人にとって大きな迷惑になると共に、社会の秩序や安全にも脅威をもたらし、対象になった芸能人の名誉を損なうこともあります。

どの芸能人もファンが多いのはうれしいことですが、このような「私生饭」が増えるのは困ったものです。

戏精(xìjīng)[名]ええかっこしい

そもそも演技の優れた俳優を指す言葉ですが、最近では、格好をつけるためや、注目を集めるために、自分ではない他人を演じたり、余計な演技をしたりする人を指す言葉として、ネットで流行語になりました。

 例えば、保護者のチャットグループで先生が何かの通知を出した際に、本来であれば「承知しました」とだけ書けばいいところを、「戏精」な保護者は、あいさつや感謝の言葉に、協力する決意、わが子の努力ぶり等等、必要もない脚色を加えた返事をします。

 話が飛びますが、最近、有名作家老舎の同名短編小説を元に製作された映画『不成问题的问题(日訳:ミスター・ノー・プロブレム)』が上映され、人気上昇中です。この映画は、2016年、第29回東京国際映画祭コンペティション部門で上映され、最優秀芸術貢献賞を受賞しました。

打卡(dǎkǎ)

出退勤のタイムカードを押す、タイムカードに打刻するという意味ですが、最近では、その意味が拡大され、出席を証明するための署名や記帳をすることや、来場の記録を行うこと、また、一部ウェブサイトやチャットへのログイン、サインアップをすることも記録を残す意味から「打卡」と言うようになりました。身近な例では、日中ともによく学校で行われているラジオ体操に参加してハンコをもらうことも「打卡」ということが出来ます。

 使い方

 [例 文]古代上班也打卡!官员迟到了会受什么处罚呢?

 [参考訳]古代も出勤時には記録が必要だった!官僚が遅刻した時はどんな処罰が待っていたのだろうか?

 [例 文]"跑步打卡"成了高校里近期最热的名词。

 [参考訳]「ランニング」記録届け出制が最近のキャンパスでホットな話題になっている。

 [例 文]微信"早起打卡群"在年轻人中流传。

 [参考訳]ウィーチャットの「早起き挨拶グループ」が若者の間で広まっている。

 [例 文]无印良品设计的车站明年完工,你会去"打卡"吗?

 [参考訳]無印良品のデザインによる駅が来年竣工する予定ですが、あなたは見に行きますか?

 [例 文]这周要降温啦! 两拨冷空气陆续来浙江省"打卡"。

尬聊(gàliáo)

気まずいという意味の「尴尬」という単語があるように、その語素である「尬」という字を使った単語には「気恥ずかしい」、「カッコ悪い」という意味がつきまといます。以前「尬舞(gàwǔ)」という言葉を紹介しましたが、これは見ていて気まずくなるダンスのことでした。「尬」の後ろにある「聊」は、「聊天(お喋りする)」の動詞語素で、雑談する、お喋りをするという意味で用いられています。

 インターネット時代に入り、インスタントメッセンジャーがもちいられるようになってからは、ネット上でのチャットを指す言葉としても用いられており、チャットルームはこの「聊天」に部屋のいう意味を表す語素である室内の「室」を加えて「聊天室」、グループチャットはグループや群れを表す「群」を前に加えて「群聊」と呼びます。

 さて、「尬聊」はもともとネット用語で、気まずいおしゃべりによって、雰囲気が冷めることを表します。おしゃべり自体は日常のことながら、一部の人にとってはかなり難しいことでもあります。話の通じない人とおしゃべりをしなければならない時はとても乾いた「尬聊」をするしかありません。

败(bài) 血拼(xuèpīn)

「败」には負ける、敗れる、解消する、壊れるなどの意味がありますが、今回紹介するのは、買うという意味です。これは元からある意味ではなく、英語の「Buy」を音訳したものです。ちなみに、中国語には「败家」という言葉があり、こちらは家を没落させる、身代をつぶすという意味があり、似たような言語環境で用いられていました。そこから「たくさん買い物をして家を食いつぶす」というイメージが膨らみ、若者たちに好んで使われるようになったようです。

 また、一方の「血拼」も中国語にはそもそもある言葉ではなく、英語の「Shopping」を音訳したものになります。ショッピングという無味乾燥な単語よりも、「血拼」と言う血生臭い2文字に「血まみれで一生懸命に品物を奪い合うシーン」をイメージすることができることから、若者たちに愛用されているようです。

使い方

[例 文]天津人双11每小时败1亿。

[参考訳]天津の人はダブル11の時、1時間ごとに1億元も買い物をした。

[例 文]今天,我在淘宝败了一套房。

[参考訳]今日、私はタオバオで住宅を一軒を買った。

[例 文]入冬必败清单,这些衣服你买了吗?

[参考訳]冬支度はこれで決まり!このアイテム、もう手に入れた?

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