皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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曹雪芹はその代表作--紅楼夢

    世紀の半ば、清の乾隆帝の時代に中国の文壇では曹雪芹という偉大な小説家が現れました。「紅楼夢」はその代表作です。

    「紅楼夢」は中国古典小説の不朽の名作と言われます。曹雪芹がこのような傑作を書くことができたのは作者自身の才能と文学的修養があったことはもちろん、より大切なことは、作者が裕福な身分から貧窮する境遇に陥るという激しく変化した生活環境から得た人生体験があったからだと言えます。曹雪芹の祖父は清の康熙帝から深く信頼されていたので、幼いころは非常に裕福な生活を送っていましたが、その後、曹家では激しい変化が生じました。北京に転居してからの青年時代の曹雪芹は人情の冷淡さや暖かさ、また世間の不人情など、様様なことを体験しました。晩年には北京の西の郊外に住んでいました。

    非常に貧窮する境遇の中で彼は「紅楼夢」の80章を書き上げている途中、病気で無くなりました。

短編小説集「聊斎志異」

    世紀のはじめ、中国の文壇では非常に有名な短編小説集「聊斎志異」が著されました。それは怪異談を記したものです。

   その作者・蒲松齢は中国の清の時代の文学者であり、商人の家庭に生まれ、生涯は塾の先生をして生計を立てていたと言うことです。彼は多くの文学作品を書きましたが、短編小説集「聊斎志異」がその代表作です。

   「聊斎志異」はあわせて431篇からなり、そのうち短いもので二三百字、長いもので数千字です。全篇はことごとく神仙、狐、鬼、化け物、不思議な人間に関する話を通して、封建社会の礼儀と道徳、それに腐りきった科挙制度などを厳しく批判し、個性の自由を主張しました。

中国初の詩集

    中国初の詩集は紀元前7世紀に生まれた「詩経」であり、史詩や風刺詩、叙事詩、恋歌、戦争の歌、労働の歌などがすべて整っている。一人で創作されたものではないが、ギリシアの「ホメロスの詩」よりも数百年早いものである。

中国唐代の詩歌

    唐代は中国史上で非常に重要な時期である。この時期は経済が繁栄し、社会が安定し、文化芸術の面で大きな成果が挙げられた。とりわけ、中国の古典詩歌の最盛期にあたり、詩歌の創作は唐代では社会の文化活動の重要な内容となり、宮廷の科挙制度も論文を書くことから詩歌を創作することに変えられた。現在まで伝わっている文学典籍「全唐詩」の中には2300人余りの5万首近くの詩が収録されている。

    唐代の詩歌の発展は大きく初唐、盛唐、中唐、晩唐の四段階に分けられる。

    初唐(618年―712年)の期間、「初唐四傑」といわれる王勃、楊炯、盧照隣、駱客王は詩歌の音律化の過程を完成し、中国詩歌の律詩の形式を固め、唐代の詩歌独特の特色を作り出した。彼らの努力を経て、詩歌の題材は宮廷のきらびやかな様子から一般庶民の暮らしへの様子へと変わり、その風格もなよなよとした弱弱しいものとなった。初唐の最も優れた詩人は陳子昂で、現実の生活を歌うという詩歌の伝統を回復することを主張し、質実剛健な詩を書き、唐詩発展の道を開いた。

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