皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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中国語・フレーズ基本 180109180109

怎么样?

Zěnmeyàng?
どうですか
文末に変化の意味を表す助詞“了”を付けて、“怎么样了?”と言えば、「どうなりましたか」という意味になり、物事の進展について尋ねることができます。

你呢?

Nǐ ne?
あなたは?
「あなたはどうですか」という意味のシンプルな聞き方で、とても便利な表現です。

你说呢?

Nǐ shuō ne?
あなたはどう思いますか
相手の意見や考えを気軽に尋ねる時の表現で、“你觉得呢?”と同じ意味です。

你觉得呢?

【尽力而为 量力而行】(jìnlì'ér wéi liàng lì'ér xíng)

できる事を、できる範囲で精一杯。

 「尽力而为」は力を尽くす、精一杯やるという意味で、「量力而行」は力相応に事を進めるという意味です。

 例えば、誰かに頼まれた時や仕事を任された時、「这件事我尽力而为(この件については最大の努力を尽くします)」と言う感じで使います。ニュアンスとしては頼まれたことや任された仕事は自分の実力をやや超えたもので、自分にも完璧にこなす自信があまりない。そう言う状況である事を説明した上で、それでも頑張る、という気持ちを表す時に、このように言います。

 「量力而行」は、自分の能力だけでなく、環境など客観的な要素も含まれます。例えば、手術後のリハビリなどについて「量力而行」という場合、体の回復状況に合わせて進める事を言います。また、投資の場合、ほかの人を見てペースを崩したり、流行を追ったり噂に流されたりするようなことを止めて、「量力而行」で進める事を諭されます。

 「量力而行」は、自分で言う時には「実力相応にやる」と言うニュアンスですが、他の人に向けて声をかける時には「無理しないでね」と言うニュアンスがこもります。

【不忘初心】(bú wàng chūxīn) 初心を忘れない

これは習近平国家主席が2017年の新年のあいさつで述べたもので、原文は「不忘初心 继续前行(初心を忘れず、引き続き歩みを進める)」というものでした。

 中国にはそもそも「不忘初心,方得始终(初心を忘れずにいてでこそ、良い結果が得られる)」という言い方があります。また、日本語にも世阿弥の残した「初心忘るべからず」という言い方があります。つまり、何事でも、始めた頃のような謙虚で新鮮な気持ちを持ち続けていかねばならない、という戒めの言葉です。

 今年10月に開かれた「十九大(中国共産党第19回全国代表大会)」の活動報告のテーマは、全部で68文字という長いものなのですが、一番最初に出てくるのが、まさにこの「不忘初心,牢记使命(初心を忘れず、使命を胸に刻まん)」でした。

【撸起袖子加油干】(lūqǐ xiùzi jiāyóu gàn)

今年取り上げた新語の中から、利用頻度や影響力、生命力の強いものを再度取り上げます。

 【撸起袖子加油干】(lūqǐ xiùzi jiāyóu gàn)

 腕まくりして気張って行こう

 「撸」は、かく、しごく、たくし上げる、捲り上げるなどの意味を表す動詞。「撸起袖子」で腕捲りする、要は袖を捲り上げる動作のことを言ったものです。「加油」は頑張る。「干」は何かをする、やる。ですから、「撸起袖子加油干」で「張り切って頑張ろう!」、「気張って行こうや」という意味になります。

 これは習近平国家主席の2017年新年あいさつの中のフレーズで、やる気満々で何かに臨もうという時、この言い方を使います。

 習主席は、就任以来こうした親しみやすいキーワードやツールを通じて国民に様々なことを呼びかけています。例えばかつて談話の中で用いられた蛮拼的(とても大変だ)や点赞(いいね!)なども、その年の流行語でしたが、国民へのメッセージの中に進んで取り入れることで、自らの生活が国民と共にあるという国民目線を伝えています。

この「撸起袖子加油干」も、とてもくだけた言い方で、色々な場で使えます。ほとんどの「頑張ろう」、「頑張りましょう」はこの「撸起袖子加油干」で替えられます.

社会生活で話題になった流行語

今年取り上げた新語の中から、利用頻度や影響力、生命力の強いものを再度取り上げます。

 【蹭热点】(cèng rèdiǎn)話題に便乗する

 「热点」は熱い点、と言うことで、ホットスポット、人気スポット、関心事や焦点、紛争地点などの意味のほか、インターネット関連用語としてのホットスポット、例えば携帯電話でデザリングをする際に、iPhoneの日本語版OSではインターネット共有と書いてあるところが中国語ではパーソナルホットスポット「个人热点」と書かれています。そして、地学用語としてのホットスポットもあります。そして、「蹭」はここではたかる、ただ乗りする(キセル乗車、貰ったチケットで観劇するなど)、便乗すると言う意味です。と言うことで、「蹭热点」は「ホットな話題に便乗して、目立とうとする行為」を指します。

 中国では、最近、何か話題性のあることが起きると、必ずそれに関係する様々な意見がそこら中から出てきます。まったく関係がないのに、ちょっと知名度のある人がホットな話題についてコメントをすることで注目を集めようとするのです。こうした行為を「蹭热点」と呼びます。

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