文法モジュール 徹底実力養成コース Lesson16 可能補語 解説 1
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
助動詞“能”との違い
上述のように,可能補語は主に否定形で用いられますので,「~できる」と肯定の意味を表したいときには,可能補語よりも助動詞“能”などを使って表すのが普通です。
这种本子你在商店里能买到。
Zhè zhǒng běnzi nǐ zài shāngdiàn li néng mǎidào.
(このノートはお店で買うことができます。)
ただし,助動詞“能”と可能補語が意味上等しいというわけではありません。道理上許されて「~できる/できない」という意味を表す際には,可能補語ではなく助動詞“能”を用います。
黑板上的字擦不掉。
(チョークで強く書きすぎていたりして→黒板の字は消せない。)
黑板上的字不能擦掉。
(まだ書き写している人がいるので→黒板の字は消せない。)
様態補語との違い
可能補語の肯定形は,“得”を用いて動詞に接続することから,cardset-056の様態補語と形式上まぎらわしいときがありますが,反復疑問文の形式が異なるので見分けることができます。
(1)可能補語
洗得干净
→洗得干净洗不干净?(洗ってきれいにすることができるか。)
(2)様態補語
洗得干净
→洗得干净不干净?(きれいに洗ってあるか。)