三顧茅盧(さんこぼうろ)

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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日本人でもお馴染みの『三国志』の有名な話、三顧の礼ですが、中国語では、"三顧茅盧"と言います。。"茅盧"とは、草葺きの粗末な住まいです。"三顧茅盧"は劉備が諸葛孔明を迎える際に三度たずねたとする故事に由来する四字熟語です。心から礼儀を尽くして、すぐれた人材を招くことを表します。

 当時、三番目の勢力だった劉備は、自分の勢力を拡大するために、優秀な軍師を探していました。ある日、「諸葛孔明という優秀な人物がいる」と進言してきた者がいました。

 劉備は、さっそく孔明の住む草葺きのわびしい住まいを訪ねましたが、逢ってもらえませんでした。2度目も、逢うことはかないませんでした。3度目に出向いた時に、孔明は劉備の熱意に打たれ、配下になることにしました。

その後、劉備は孔明の活躍などで地域を平定し、見事、皇帝の座につくことができました。

 "三顧茅盧"の故事でした。劉備は謙虚な姿勢で諸葛孔明の一生の忠実を得ました。個人的な才能は目立たない劉備ですが、厚い人望で最終的に天下三分の一席を占めたのです。

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