关 公 面 前 耍 大 刀——不 自 量 力
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关 公 面 前 耍 大 刀——不 自 量 力
漢字の説明
これは「歇後語(前の句の喩えで後ろの句を推察する言葉遊び)」の1つ。前の句「关公面前耍大刀」は関羽の前で刀を操る意味。後ろの句「不自量力」は「自不量力」とも言い、自分の力をわきまえない、身の程知らずという意味。
背景
関羽は三国時代の蜀の国の有名な武将で、中国では、「武聖」とも言われる。彼の武器は重さ18キロほどの「青龍偃月刀」という大薙刀(おおなぎなた)。
彼の前で刀を操って、自分の技を披露することは即ち自分より才能のある人の前で自分の才能をてらうということで、身の程知らずの様子を表現している。
意味の近い成語に、「班门弄斧(釈迦に説法)」がある。ここの「班」は中国で職人の元祖と言われる魯班で、魯班の門前で斧を操ることは専門家の前で知識や技能をひけらかすことになる。
使い方
1) 学了一点儿皮毛就要和我比赛,真是关公面前耍大刀。
少しだけ習ったのに僕と戦おうって、まったく「关公面前耍大刀」だよ。
※ 身の程知らず
2) 她是著名画家,你评价她的作品不是关公面前耍大刀吗?
彼女は有名な画家だよ。その作品を議論するなんて「关公面前耍大刀」じゃないの。
※ 失礼な行為
3) 那我就关公面前耍大刀谈谈我不成熟想法。
それでは、私は「关公面前耍大刀」、自分の未熟な考えを話します。
※ 力不足ですが⇒謙遜