中国語検定3級筆記試験2の文法問題の解釈

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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中国語検定3級 筆記試験 2の文法問題の解釈:

(1)他的想法总是( )别人不一样。

1 比 2 有 3 和 4 像

正解は3です。彼の考えはいつも他の人と違います。

「比」:比較。     A比B+形容詞。
「有」:ある。     人+有+物。(所有)/ 場所+有+もの。(存在)
「像」:のように。   A像B一样+形容詞。
三つとも意味に合わないです。

(2)教室( )打扫得干干净净的。

1 被 2 使 3 为 4 再

正解は1です。教室はきれいに掃除されました。

「被」受身文。A+被/(叫/让)+B+動詞+他の成分。(AはBに~された)。“被”はやや文章語的色彩があり口語ではむしろ“叫”や“让”のほうが多く用いられます。

「使」使役文。…+使/(叫/让)+人+どうなる(感情の言葉の場合が多い)。 (…は人を…させる。)“他的才能使我佩服。”(彼の才能は私を感心させた。) “叫/让”口語のほうが多く用いられます。

「为」介詞。「…のために」。
「再」もう一度、再び、引き続き。

(3)今天他没来,不知是怎么( )事儿。

1 个 2 件 3 只 4 回

正解は4です。 今日彼は来なかった。どういうことか知らなかった。

「回」量詞: 怎么+(一)+回/个+名詞。(どんな。どういう。)よく使われた例:“怎么个人”“怎么回事”“怎么个情况”。 その中の“怎么回事”は固定用法になります。

 「件」衣類の量詞。上半身の量詞。下半身は「条」です。
 「只」動物を数える量詞です。

(4)这件衣服不大不小,( )合适。

1 太 2 正 3 才 4 就

正解は2です。 この服は大きくもなく小さくもなくて、ちょうど良いです。

「太」:太+形容詞+了。(…過ぎる、とても…)。例:太大了。(大きすぎる。)

「正」:正+形容詞。(ちょうど…)。

「才」:副詞。動作の発生、完了が遅いことを表す。やっと、ようやく。

「就」:副詞。動作の発生、完了が早いことを表す。すでに、もう。

例:“爸爸每天早上7点就去上班,晚上11点才下班。”

(5)我( )李老师学中文。

1 在 2 给 3 跟 4 从

正解は3です。 李先生に中国語を教わっています。

「跟」(先生に)ついて—する。(機械を)利用して…する。

「在」:“我在李老师的指导下学中文。”(李先生の指導の下で中国語を勉強する。)

「给」:“李老师给我教中文。”(李先生は私に中国語を教えてくれます。)

「从」:…から。ここでは使いません。

(6)下个月我们( )毕业了。

1 还要 2 只要 3 就要 4 才要

正解は3です。来月私達はもうすぐ卒業します。

「就要」:就要/快要/要……了。「もうすぐ…する」

「还要」:还要+動詞/状態。(動作や状態に変わりのないことを表す)まだ、やはり。

「只要」:接続詞。必要条件を表す。…さえすれば。…さえあれば。

「才要」:セットの組み合わせではありません。

(7)我还看( )懂中国电影。

1 没 2 不 3 能 4 了

正解は2です。 中国の映画はまだ分かりません。

「可能補語」とは,結果補語と方向補語から派生してできるもので,主観的・客観的条件から,補語の表す結果が実現可能かどうかを表します。動詞と,結果補語または可能補語の間に“得”を挿入すると,肯定形で「~できる」,“不”を挿入すると,否定形で「~できない」という意味になります。

(1)結果補語より
听 懂
動詞+結果補語 (肯定)听得懂 (聞いて理解できる)
(否定)听不懂 (聞いて理解できない)

(2)方向補語より
拿 起来
動詞+方向補語 (肯定)拿得起来 (持ち上げることができる)
(否定)拿不起来 (持ち上げることができない)

(8)你看他今天( )来吗?

1 会 2 可 3 是 4 快

正解は1です。 彼は今日来られると思いますか?

「会」:可能性があることを表す。

「可」:…してもいい。“可来可不来。”(来ても来なくてもいい。)

「是」:「…は…です」の構文です。他の動詞と兼用できません。

「快」:副詞。「早く / 急いで」の意味です。

(9) 小王把我的自行车骑( )了。

1 回 2 开 3 出 4 走

正解は4です。 王さんは私の自転車に乗っていきました。

「把」の構文「主語+把+もの名詞+動詞+結果補語」。名詞を強調するために「把」の構文を使います。“骑走了”では、動詞“骑”の結果は“走”です。“骑走”の使い方ほぼ固定になりました。

「回」は結果補語として、戻るの結果を表します。

「开」は結果補語として、開いた、つけた等のOPENの結果を表します。

「出」は「来・去」と一緒に、「出来」「出去」の形で結果補語になります。

(10)他最近上课总( )打瞌睡。

1 有 2 都 3 爱 4 做

正解は3です。彼は最近授業の時よく居眠りをします。

「爱」:副詞。(後にあまり好ましくない動詞を伴うとき)よく…する。…しやすい。…しがちである。…するくせがある。

「打瞌睡」の「打」は動詞です。動詞「有」と「做」と兼用できません。

「都」:みんなの意味です。合わないです。

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