中国語会話 1日ひとつ中国語

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

中国語会話 1日ひとつ中国語

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson12 アスペクト助詞の“了” 解説

文終止の問題
 <動詞+“了”>が目的語を伴う場合,もし目的語がなにも修飾語のついていないもので,ある特定の出来事だと限定できないときは,文をそこで終えることができません。例えば
  他写了信
は,目的語“信”がはだかの名詞であるため,このままでは文として言い切ることができません。<動詞+“了”>が目的語を伴う場合,次のような条件があれば文が終止できます。
(1)語気助詞の“了”を加える。
  他写了信了。(彼は手紙を書きました。)
 
(2)目的語の前に数量フレーズなどの連体修飾語を置く。
  他写了两封信。(彼は手紙を2通書きました。)
 
(3)動詞と目的語が離合動詞を形成するような固定化した結びつきで,さらに連用修飾語がある。
  在大会上,我无比激动地带头发了言。
  (大会において私はこの上なく感激し率先して発言した。)
 
(4)目的語が固有名詞などの唯一のものと特定できるものである。
  去图书馆的路上,我遇见了小张。
  (図書館に行く道で私は張さんにばったり会った。)

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson11 経験を表す“过” 解説

形容詞+“过”
 一部の形容詞には“过”をつけることができ,かつてそうであったことがあるという意味を表します。 

这个孩子小时候胖过,后来瘦下来了。
(この子は小さい頃太っていたことがあるが,その後やせた。)
[Zhèige háizi xiǎo shíhou pàngguo, hòulái shòuxiàlai le.]

否定形・疑問形
 また,「~したことがない」という否定は,副詞“没(有)”で打ち消したあと,アスペクト助詞の“过”はつけたまま残します。疑問文には,以下の2つのタイプがあります。

这本小说我没看过。
(この小説は私は読んだことがない。)
[Zhè běn xiǎoshuō wǒ méi kànguo.]

你爬过那座山吗?
(あなたはあの山に登ったことがありますか。)
[Nǐ páguo nà zuò shān ma?]

アスペクト助詞“过”
「~したことがある」という経験を表すには,動詞の後にアスペクト助詞の“过”をつけて表します。“过”は発音は“guo”で,軽声です。

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson10 動作の時間 解説

目的語との語順
 以下では時間量を表す数量フレーズを「時間」と記します。
(1)持続する動作の持続時間を表す場合
 ①目的語が一般の事物の場合(a):動詞+目的語+動詞+時間
  我们坐车坐了四十多分钟。(私たちは車に40分あまり乗りました。)
 
 ②目的語が一般の事物の場合(b):動詞+時間(+的)+目的語
  昨天晚上他看了两个小时(的)电视。
  (昨晩彼はテレビを2時間見ました。)
 
 ③目的語が人を表す名詞で,時間が“一会儿”などの不定量の場合:動詞+時間+目的語 / 動詞+目的語+時間のいずれもOK
  你等一会儿小张吧。 / 你等小张一会儿吧。
  (あなたは張さんをしばらく待ったらどうですか。)
 
 ④目的語が人称代名詞の場合:動詞+目的語+時間
  我找了他一个多小时。(私は彼を1時間あまり探しました。)
 
(2)瞬間の動作の終わった後の経過時間を表す場合
 目的語があってもなくても,時間は最後に置きます。
つまり:動詞(+目的語)+時間
  他毕业三年了。(彼は卒業して3年になります。)

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson10 動作の回数・動量詞 解説

目的語との語順
 1つの文の中に,目的語と,回数を表す数量フレーズ(以下「回数」と表記)の両方が用いられる際の語順は以下のようになります。
(1)目的語が一般の名詞のとき:動詞+回数+目的語
  他敲了三下门。(彼はドアを3回ノックしました。)
  我看了一遍展览会。(私は展覧会を1遍見ました。)
 
(2)目的語が人名・地名のとき:動詞+回数+目的語/ 動詞+目的語+回数 いずれもOK
  我去过上海一次。(私は上海に一度行ったことがあります。)
  我去过一次上海。(同上)
 
(3)目的語が代名詞のとき:動詞+目的語+回数
  我见过他一次。(私は彼に1度会ったことがあります。)
  我去过那儿两次。(私はそこに2回行ったことがあります。)
 
(4)動量詞が名詞からの借用のとき:動詞+目的語+回数
  他打了我一拳。(彼は私を1発ガンとなぐった。)
  他踢了狗一脚。(彼は犬をひと蹴り蹴った。)
 

文法モジュール 基礎固め復習コース Lesson10 動詞の重ね型 解説

動詞の重ね型の形式上の特徴
(1)形態上・発音上
1音節動詞AはAAに,2音節動詞ABはABABになります。2つ目の動詞の部分は軽く発音されます。
 
(2)挿入成分
已然の事態の場合は,しばしば中間にアスペクト助詞“了”を挟み,“A了A” “AB了AB”の形になります。
他试了试就买下来了。(彼はちょっと試してから買った。)
今天我休息,在家收拾了收拾房间。
(今日は私は休みで,家で少し部屋の片付けをした。)
 
また,重ね型の中間に“一”を挟んで“A一A”と言うこともあります。この場合の“一”は軽声“yi”です。ただし2音節動詞の場合は中間に“一”を挟むことはできません。
你叫他在外边儿等一等。
(彼に外でちょっと待っておくように言いなさい。)
 
(3)連用修飾語
特にまだ起こっていない未然の出来事について動詞の重ね型を用いる場合,語気を和らげるという表現意図が前面に押し出され,動作の「少量」を表すという本来の文法的意味はいわば背景化するため,時間が長い意味を表す連用修飾語とも共に用いることが可能です。
多看看(たくさん見る)
好好儿想想(よく考えてみる)

Pages

スポンサー