中国語に触れるコースLesson10完了
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
Step1 : 経験を表す“过”
「~したことがある」という経験を表すには,動詞の後にアスペクト助詞の“过”をつけて表します。
我 去 过 北京。(私は北京に行ったことがあります。)
また,「~したことがない」という否定は,副詞“没(有)”で打ち消したあと,アスペクト助詞の“过” はつけたまま残します。
我 没 去 过 北京。(私は北京に行ったことがありません。)
Step2 : アスペクト助詞の“了”
動詞の直後に,アスペクトマーカーとしてアスペクト助詞の“了”をつけると,「~した」という動作が実現した意味を表します。否定は副詞“没(有)”を用い,その結果“了”は消えてなくなります。“了”は発音は軽声の“le”です。
動詞 動詞+“了” 否定形
看 (見る) 看了 (見た) 没(有)看 (見なかった/見ていない)
吃 (食べる) 吃了 (食べた) 没(有)吃 (食べなかった/食べていない)
Step3 : 語気助詞の“了”
語気助詞の“了”は文末で用いられ,新状況の発生や変化を表します。
昨天下午你做什么了? (昨日の午後あなたは何をしたのですか。)
我看足球比赛了。 (私はサッカーの試合を見ました。)
cardset-041で学習したアスペクト助詞の“了”と同じ発音,同じ文字ですし,意味的にも非常に似ている場合が少なくありませんので,注意が必要です。語気助詞の“了”のほうは必ず文末で用いられるというのがポイントです。