台湾国語と大陸普通話の違い–発音編

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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皆さんはご存知かもしれません、中国語はたくさんの方言があります。皆さんは習っているのは北の方言及び北京語を基準として作られた「普通話」です。中国大陸でほぼ普及されている「普通話」は国際でも認められた政府用言語の一つです。
でも台湾で使われた「台湾国語」はいったい「大陸普通話」とどんな違いがありますか?
何十年大陸と隔たれたから、違いがあるのは当然のことです。
でも大陸ではよく台湾のテレビドラマを見るから、分からないはずはないと思います。「大陸普通話」と「台湾国語」微妙な違いだけあります。交流すれば支障がないぐらいの違いだと思います。書く場合の違いは話すより遥かにおおきいです。文法ではなくて、漢字です。「大陸普通話」は「簡体字」を使用し、「台湾国語」は「繁体字」を使用します。ちょっと不思議ですが、私たち大陸の人は「繁体字」の新聞を読む時は、大体問題ないですが、一方台湾の人は全然読めない「簡体字」はいっぱいあるだそうです。なぜなら、多分中国の諺「由简入奢易,由奢入简难」(注1)の言うとおりだと思います。
「台湾国語」と「大陸普通話」の違いを追究するために、インタネットを利用して調べました。発音と語彙の違いを一緒に見ましょう。

発音の特色:
1.巻舌音はありません。zh ch sh はz  c  sと発音します。
例: 「至」の(zhì)を(zì)と発音します。
2.「er」の巻舌音はありません。(没有儿化音。)
例:「花儿」じゃなくて「花」
3.[n], [ng] は区別はありません。
例: 曾經 [cenjin] vs 曾经 [céngjīng]
4.子音「h」と「f」は区別はありません。「h」と発音します。
例: 「發生 」を「huāshēng」と発音します。
5.「u」を加える場合があります。
例: 「你是誰nǐ shì shuí」を「nǐ sù suí 」と発音します。
6.「u」を省略される場合があります。
例: 「國語」の(guó yǔ)を(gǒu yǐ)と発音します。
7. [eng] と [b] 、 [p] 、 [m] 、 [f] 、 [w] 等とつづる時、常に「 ong 」となります。
例:崩(bēng=bōng)、朋(péng=póng)、夢(mèng=mòng)
8.「er」を「e」と発音します。
例:数字「二」の(èr)を(è)と発音します。
9.「ü」と「i」は区別がありません、いつも「i」と発音します。
例:「去 [qù] 哪裡」を「 [qì] 哪裡」と発音します。
10.軽声はありません。
例:買東西(dōng xī)
 

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