火炉城市(huǒlú chéngshì)

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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「火炉」はコンロ、ストーブの意味で、「城市」は都市。「火炉城市」でコンロ都市、夏に極めて暑い都市を指します。ほとんど、長江流域及び華北地域、黄河―淮河一帯に集中し、暑さの順位は時代によって変更もあります。

 民国時代の「火炉城市」はいずれも長江沿いにあり、重慶、武漢、南京、長沙だとされていました。

 新中国成立後、福州、重慶、長沙、南昌、杭州、上海と南京が「火炉城市」とされました。

 しかし、これらは民間での言い方で、科学的な根拠はありませんでした。2012年8月、国家気候センターが1981年から2011年まで31年間の気象観測データから、中国の「火炉城市」トップスリーを選びました。それは重慶、福州と杭州でした。

 最近では、雲貴高原を除いて、中国の長江緯度地域にある都市の夏は気温が高く、湿度の高い日が長期間続く特徴があるほかに、河北地域の北京、天津、石家庄と黄河緯度地域の太原、西安などの北方都市にも気温が高く、湿度も高い日が増えてきました。

 このような気象の変化は温暖化による現象だとされ、人々の環境意識を喚起しなければなりませんね。

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