中欧班列(zhōngōu bānliè)中欧定期貨物列車

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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「中欧班列」は中国と欧州(ヨーロッパ)を結ぶ定期貨物列車のことです。

 2011年、「中欧班列」の第1便が重慶を出発し、新疆ウイグル自治区のアラ峠を通過し国境を越えました。これは海運、空運に次いで鉄道がユーラシア大陸をつなぐ第3の輸送通路になったことを表しています。その後、「一帯一路」構想を推進する中で、「中欧班列」は速いスピードで発展してきました。2015年3月に中国が公表した「シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの共同構築を推進するビジョンとアクション」で、「中欧班列」の建設を国家発展の重点にすることが明記されました。2016年6月8日から、中国の鉄道は正式に「中欧班列」の統一ブランドを使うようになりました。現在、40本の「中欧班列」が新疆、内蒙古、東北から国境を越え、中央アジア、ロシア、中・東ヨーロッパ、西ヨーロッパなどに向けて運行しています。浙江省の義烏からロンドンまでの路線が2017年1月に開通し、「中欧班列」はヨーロッパ10ヵ国の15都市で運行されるようになったのです。「レール上の『一帯一路』」とされる「中欧班列」は中国と関係諸国との連結を推し進めています。

 貨物輸送通路としてだけでなく、世界の資金、資源、技術、人材などの産業要素を引き付け、グローバルな産業リンケージ機能も生かすことが期待されています。

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