紫陽花詩

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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者、白居易は中唐の詩人。白楽天の名前でも知られています。現在の河南省新鄭の人。今日紹介した詩は、彼が若い頃、江州の郡守をしていた時、招賢寺というお寺を訪れた時に作られたと言われています。僧侶が名前の分からない紫色の美しい花を白居易に紹介した時に、この詩を僧侶に与えたようです。白居易が花に名前を付けてあげるなんて、よほどこの花に魅了されたのでしょう。ただ、ここで言う紫陽花は、私たちが今呼んでいる紫陽花とは違う花ではないかと言う説もあります。白居易がこの時に魅了された花は、「紫色で、」と言うところまでは今の紫陽花に重なりますが、非常によい香りだったと言いますから、どうもライラックではないかと見られています。当時はネットも写真もなかった訳ですから取り違えもあったでしょう。仙壇は仙人の住む場所。梵家は仏教関連の家と言うことでお寺です。この他は、比較的分かりやすい詩ではないでしょうか。取り違えがあったにしろ、花に名前を付けてあげるなんて、流石に名詩人。ロマンチックですね。

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