文法ノート-補語Ⅳ程度補語
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
程度補語は、形は可能補語と同じ「動詞+得+形容詞」。
意味は、動作がおよぶ程度を表す。
例:念得快(読むのが速い)
念得慢(読むのが遅い)
学得快(学ぶのが速い)
学得慢
吃得快(食べるのが速い)
吃得慢
来得早(来るのが早い)
来得晚
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买得方便(買うのが便利)
*否定、疑問、目的語を取る場合は可能補語と大きな違いがある。
例:念得快
(程度補語)読むのが速い。
(可能補語)速く読むことができる。
否定
(程度補語)念得不快(読むのが速くない)
(可能補語)念不快(速く読むことができない)
疑問
(程度補語)念得快不快?(速く読みましたか)
(可能補語)念得快念不快?(速く読むことができますか)
※ 文末に「吗」を付けて疑問文にすることもできる。この場合は
程度補語も可能補語も「念得快吗?」で同じ形になる。
目的語を取る場合
(程度補語)念书念得快(本を読むのが速い)
(可能補語)念得快书(速く読むことができる)
会話の中では、「能」と可能補語は使いやすいほうを使えばよい。
*形容詞に「极了」「死了」などを直接つけるものもある。
両方とも動作の及ぶ程度が、極端なレベルを言う
例:好极了(すごくいい)
好吃极了(すごくおいしい)
气死了(死ぬほど頭にきた)
累死了(死ぬほど疲れた)
困死了(死ぬほど眠たい)
饿死了(死ぬほどお腹が空いた)
可能補語と程度補語は説明だけを聞くと区別が難しいと思うかもしれない。 実際には前後の会話から意味は理解できる。聞き取れるだけでなく、使いこなすことができれば、よりネイティブな中国語に近づく。あまり難しく考えなくても大丈夫。しっかりマスターすると筆記試験、検定試験などで得点ポイントにもなりうる。