文法ノート-補語Ⅲ可能補語

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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動詞の動作が可能である。「~できる」と言う意味を表すには、可能の助動詞「能」を使う場合と可能補語で表す場合とある。

「能」を使うより、可能補語を使った方がより生き生きとした感じになる。

その動詞の結果(結果補語)や移動(方向補語)した位置が成立するのか、つまり可能なのかどうかを表現する。形は方向補語や結果補語をベースにして、動詞と結果補語、または方向補語の間に「得」を入れる。

結果補語では「了」を伴うことが多かったが、可能補語は否定形で使われることが多い。否定は、動詞と結果補語、または方向補語の間に入れた「得」を「不」に変える。

結果補語と可能補語の比較

結果補語 可能補語

看见 看得见/看不见

(見る)その結果、視覚が捉えた=見えた 見ることができる

作完 作得完/作不完

(やる)その結果、完成した=やり終えた やり終えることができる

写好 写得好/写不好

(書く)その結果、上手い= 上手く書いた 上手く書ける

学会 学得会/学不会

(学ぶ)その結果、マスター=マスターした マスターできる

看清楚 看得清楚/看不清楚

(見る)その結果、はっきり=はっきり見えた はっきり見ることができる

听清楚 听得清楚/听不清楚

(聞く)その結果、はっきり=はっきり聞こえた はっきり聞こえる

洗干净 洗得干净/洗不干净

(洗う)その結果、きれいになる=きれいに洗う きれいに洗える

听懂 听得懂/听不懂

(聞く)その結果、わかる=聞いてわかる 聞いて理解できる

結果補語の否定:没听懂(まだわからない)

可能補語の否定:听不懂(理解できない)

動詞と「上」「下」と言った方向補語の間に「得」を入れて可能補語を作ることもできる。

方向補語 可能補語

拿下来 拿得下来

回来 回得来

想起来 想得起来

*「食べられる」も「能」ではなく可能補語を使うとその原因までもが表現でき、よりいきいきとした表現になる。

例:食べられない

分量、時間的に⇒吃不完

量が多くて⇒吃不了

時間が過ぎたので⇒吃不上

体調不良で⇒吃不下

慣れていないので⇒吃不惯

値段が高くて⇒吃不起

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