語気助詞「呢(ne)」が伝えたいニュアンス

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

「离起飞还早着呢(離陸までまだ時間がありますよ)」「一会儿要办出境手续呢(まもなく出国手続きをしないとね)」「我随身带着呢(身につけていますよ)」…今回の会話には、これでもかとばかりに「呢」という語気助詞が出てきました。
これまでご紹介した「呢」の用法は、疑問文の末尾につけて「相手の答えを促す」という働きをするものでした。日本語にすれば「~かな?」というのがほぼ相当します。

例)
你干什么呢?(Nǐ gàn shénme ne?/何をしているの?),谁去呢?(Shéi qù ne?/誰が行くのかな?)

今回登場したのは、平叙文の末尾につけて「発言内容を強調して念押し・確認する=~ですよ、~ですね」というパターンです。

例)他没来呢。(Tā méilái ne./彼はまだ来ていませんよ),时间还早呢。(Shíjiān hái zǎo ne./まだ早いですよ)

そのほかに、第51回の文法1でもご紹介しました、「現在進行形=~しているところです」を示すパターンもあります。

例)我正吃饭呢。(Wǒ zhèng chīfàn ne./わたしは食事中です) ,他们在开会呢。(Tāmen zài kāihuì ne./彼らは会議中です)
 

スポンサー