中国語の四声

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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第一声:高平調。一様に高い音、平らに発音する。
第ニ声:尻上がり調。急にトーンが一気に上がる。
第三声:中くぼみ調。いったん下がってからまた上がる。
第四声:下降調。最初にアクセントがあって、急にトーンが一気に下がる。

中国語標準語は、一つの音に四つの基本声調があって、この声調を四声といいます。四声は言葉の意味を区別する役割があって、声調が違うと意味も異なってきます。

◆四声の表記方法
四声の声調符号は折れ線によって表記されます。拼音表記の場合、声調符号は母音の上につきます。

例:
mā má mǎ mà
日本では、ma1 ma2 ma3 ma4 のような表記方もあります。

◆四声発音の特徴
日本人は四声がなかなか聞き分けられません。ここで、日本語発音の例をもって四声発音の特徴を説明します。
第一声:飴を発音するときの声調です。平らにのばします。
第ニ声:強い語調で「えっ?なんですか?」と言うときの「えっ?」のような声調です。
第三声:ガッカリしたときの「あ~あ、困りましたね」の「あ~あ」のような声調です。
第四声:雨を発音するときの声調です。第二声の逆。

◆軽声
四声のほかに、「軽声」という特別な声調があります。これはもともとの声調を失った音で、短く軽く発音します。表記するときは、声調符号をつけません。
場合によって、軽声は言葉の意味、性質を区別する役割があります。
たとえば、
兄弟 (xiōng di):弟
兄弟 (xiōng dì):兄と弟
*「弟」の声調によって、意味が変わってきます。
または、
对头(duì tou):相手、敵 (名詞)
对头(duì tóu):正しい、適当である (形容詞)
*「头」の声調によって、意味と性質が変わってきます。

中国では、四声の練習に以下の短文がよく使われてます。
妈妈骑马,马慢,妈妈骂马。
日本語訳:
お母さんが馬に乗る。馬が遅くて、お母さんは馬を罵る。

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