北京の地下鉄の旅 ―陶然亭駅―
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
この駅は陶然亭公園のすぐそばにあります。古くから陶然亭の周りには、名勝地が数多くありました。北西には龍樹寺、東南には黒龍潭、龍王亭、刺梅園、祖園、南西には風氏園などなど。現在、陶然亭公園内には慈悲庵と呼ばれる建物があります。元代に建てられたもので観音庵とも呼ばれています。清の康煕34年(1695)に、瓦や陶器を焼く工場がつくられ、この時、慈悲庵の西部に小さなあずま屋がつくられました。このあずま屋には、白居易の詩からとった「陶然」の2文字が与えられました。そして1952年に陶然亭公園が完成し、古代建築と現代の造園芸術が一体となった新型都市園林となりました。
観光スポット
陶然亭公園(陶然亭公园)
公園には、3つの湖と7つの丘があり、自然豊かな趣がある公園です。公園内は慈悲庵をはじめとして、雲絵楼や華夏名亭など中国の伝統的な風景を楽しめるスポットがあります。
入園料:2元/人 入園時間:6:00~21:30
アクセス:陶然亭駅を出て、自新路東口駅から613番バスに乗車。太平駅下車。
徒歩70メートル。
黒窯廠通り(黑窑厂街)
北京市内には、「窯」がつく地名が数多くあります。よく知られたところでは、「大北窯」、「劉家窯」など。これらの由来を探ってみると、窯厰(れんがや陶器などを焼く工場)に関係していたことがわかります。明永楽4年(1406年)に5つの窯厰がつくられ、黒窯厰はその1つです。焼かれたれんがの色が黒い石炭のようだったため、黒れんがと呼ばれ、工場も黒窯と呼ばれました。
アクセス:地下鉄C出口出て、陶然亭路を東へ黒窯廠街通りを北へ。