【春劫】(chūnjié)[名]窮正月.
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
「春」は春節のことで、「劫」は日本語では未来永劫の永劫、長い時間の意味ですが、中国語では奪う、略奪する、強奪するという意味で使われますが、ここでは「春节」の「节」の字と発音が同じであることから、語呂合わせとしても使われています。この2文字を合わせ、「春劫」として、強奪されたような春節の意味になります。つまり、たくさんのお金を春節期間に費やしたということを意味します。敢えて中国語に倣って語呂合わせをするならば、窮乏の窮の字を使って、「窮正月」という感じでしょうか。
あるウェブサイトの調査では、アンケートの回答者のうち、春節期間中に使った金額が5000元以下と答えたのは45%、5000元から10000元までが32%で、10000元から20000元までが16.1%、20000元以上が6.3%だということが明らかになっています。これら調査対象の30%が春節を出費の多すぎる「春劫」だと感じているようです。
また、ネット上では、こうした春節期間中の消費金額によって、その分類までされており、1000元以下は「酷抠族(どけち族)」、1000元から5000元は「人情族(世渡り族)」、5000元から10000元は「恼火族(やってられない族)」、そして、10000元以上は「奢华族(ぜいたく族)」と名付けられています。