【微信红包】(wēixìn hóngbāo)[名]WeChatおひねり.

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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「微信」はおなじみのインスタントメッセンジャーアプリ「ウィーチャット」のことですね。「红包」は、これもすでにおなじみとは思いますが、お金を赤い封筒に入れたもので、お年玉、お祝儀、ボーナスなど場合によって色々な訳し方があります。この2語を組み合わせた「微信红包」は、ウィーチャットによる「红包」ということになります。

 これはウィーチャットが2014年の1月27日にリリースした機能で、2015年の「春节联欢晚会」で観客と番組とのインタラクティブな交流に用いられて一般化したものです。金額は色々ありましたが、好奇心旺盛な視聴者たちは、みんな夢中になって取り組んでいました。

 その後、企業はこの「微信红包」を連動させたイベントを展開し、一時的、熱狂的なブームを巻き起こしました。メッセージアプリで金銭のやり取りをすること自体は。最初、色々疑問視されたり、問題になったりしましたが、徐々にセキュリティを含む様々な機能が整いつつあり、生活の一部になっており、いわゆる中国版フィンテックの浸透の起爆剤になったとも言えます。

 「微信红包」に入れられる金額には上限があり、最高は200元となっています。特別な日には、上限を引き上げることもありますが、翌日にはまた元に戻されます。この機能を使って、マネーロンダリングなど、違法行為をすることを防ぐためのようです。これ以上の金額は、「微信转账」(ウィーチャット振込)を使うか、直接銀行のアプリを用いて送金することになります。また、この「微信红包」は、それを相手に出しても、受け取られなかった場合、自分のウオレットに戻されるので、紛失の心配はありません。

 昨年は大晦日だけで142億個の紅包が飛び交ったとのことで、一年の様々な節目に飛び交う紅包の総計はどれだけになるのか、我々には想像もつきません。今年も春節や誕生日、記念日と、たくさんこの紅包が飛び交うことでしょう。

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