文法ノート-介詞Ⅴ为

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

文は一番、シンプルなものは主語と述語である。その間に入って情報をプラスしていくのが介詞で、主語と述語を仲介する。

今回は、主語と述語に目的、原因と言った情報をプラスする時の介詞、「为(了)」を学ぶ。「为」は「~のために」と言う意味を表す。英語で言えば、「for~」に相当する。

1)目的を導く

例:我々の健康に、乾杯!

为我们的健康,干杯!

お母さんが子供の為に食事を作る。

妈妈为孩子做饭。

人々が便利なようにお店は営業時間を延期しました。

为(了)方便群众,商店延长了营业时间。

宿題をやるために、早起きした。

为(了)写作业早起了。

*为人民服务(人民の為に奉仕する)

2)原因を導く

目的を導く場合と区別して、「因为」と言うことが多い。

北方などの地域では、目的を導く場合と同じように「为了」ということも

あるが、最近では、原因を導く場合に使うのは減りつつある。

例:雪の為に地下鉄が遅れた。

因为(为了)下雪,地铁延迟了。

風邪の為に会社を休む。

因为(为了)感冒,没上班。

雨が降ったので、今朝は走れなかった。

因为(为了)下雨,今天早上不能跑(步)。

「为」が導く目的は到達点で、原因は出発点。反対方向のことを1つの介詞で表せることになる。実際の会話などでは前後関係から、原因なのか目的なのか判断できるので、ご安心を!

スポンサー