中国語の予定や約束などを確定する・決める
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
これは直訳すると「言いづらい」という意味です。はっきり言ってしまうと支障がある場合や、その時点ではっきりしたことが言えない、と言った場合に使います。
会話文では、「予定がはっきり確定していないので、今はなんとも言えない」という意味で使っています。
こちらは直訳すると、「あとでまた話しましょう」という意味です。取り決めが必要な事項に関して、「いまは(確定できないので)問題を棚上げし、改めて話し合いましょう」と提案します。この場合、必ずしも“後日改めて決める”という意味ではなく、たとえば双方の合意が難しそうな事柄などについて、「まあ、また今度にしましょう」とお茶を濁す場合にもよく使います。
動詞の後ろに助詞「过」をつけて「すでにVした」「Vしたことがある」という文を作ります。
例)
我去过长城。(Wǒ qùguò Chángchéng./わたしは万里の長城に行ったことがあります)
我学过汉语。(Wǒ xuéguò hànyǔ./わたしは中国語を学んだことがある)
我没吃过烤鸭。(Wǒ méi chīguò kǎoyā./わたしはまだ北京ダックを食べたことがない)
これを疑問文にするには、「有没有+V+过+O?」あるいは「V+过+O+没有?」とします。
你去过美国没有?(Nǐ qùguò Měiguó méiyǒu?/あなたはアメリカに行ったことがありますか?)
你有没有看过那部电影? (Nǐ yǒu méiyǒu kànguò nàbù diànyǐng?/あなたはあの映画をみたことがありますか?)
1文に2つの動詞が出現するフレーズの場合、「过」が入る位置は一般的に、2番目の動詞の後です。
我去那家饭店吃过饭。(Wǒ qù nàjiā fàndiàn chīguò fàn./わたしはあのホテルで食事をしたことがあります)
去(V1)+那家饭店(O1)+吃(V2)+ 过+饭(O2)
これも非常に便利なフレーズです。
・有点事=予定・用事がある
否定文の時は「没事」なのに、肯定文になるとなぜ「有“点”事(=有一点事)」なのでしょうか?これは必ずこう言わなければいけないわけではないのですが、日本語でも「用事がある」と言うより、「“ちょっと”用事が」と言う方が多いですよね?ダイレクトな物言いを避けるのは、中国語も同じです。ここは習慣的に「有点事(ちょっと用があって)」と言う方がベターだと思います。