明前茶(míngqiánchá) 明前茶
Submitted by whenis on Thu, 04/06/2017 - 07:50「明前茶」とは清明節以前の3月下旬から4月上旬に摘まれる新芽の茶葉を製茶したもの。
その年の初めての「明前茶」は甘み、香り共に新茶ならではの魅力を持っています。茶葉はまるで碧玉のような緑色で、やわらかい甘味や香りが特徴です。
中国茶は大きく分けて6つの加工方法がありますが、明前茶と言われるのは主に緑茶です。その緑茶の種類もきわめて多くあります。中でも浙江省杭州付近の竜井茶、安徽省の黄山毛峰茶などが有名です。また、それぞれに摘む時期や摘まれた芽や葉の形などによって呼び名があります。清明節を過ぎて摘まれたものは、「谷雨(穀雨)」の前ということで「雨前」と呼び、雀の舌のような形なら雀舌、針のようなら銀針などと呼ばれます。