北京の地下鉄の旅 -北宮門駅―

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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北宮門駅(北宫门站)

 北宮門は、頤和園の北門で、頤和園後門とも呼ばれています。清代の康煕から乾隆年間にかけて、北京の西の郊外には多くの庭園が造られました。その中で、よく知られているものは、「三山五園」と呼ばれていました。「三山」とは、香山、玉泉山、万寿山のことで、この山にはそれぞれ、静宜園、静明園、頤和園があり、さらに暢春園、円明園を加えて、これらが「五園」です。頤和園は1750年に建設が始まり、1764年に完成しました。五園の中で、最も遅くつくられた庭園です。保存状態が良く、中国4大名園の中の1つと言われ、皇室の庭園博物館とも呼ばれています。

 観光スポット
 頤和園

 1764年に完成した頤和園の前身は、万寿山の清漪園です。1860年の第二次世界大戦の最中、清漪園は、英仏連合軍によって焼き払われましたが、1886年、清朝政府は海軍の軍事費用を用いてこれを再建し、頤和園と改名しました。1900年、八カ国連合軍が北京に侵攻し、頤和園は破壊され、清朝政府は1902年に再びこれを再建しました。頤和園は、中国に現存する保存状態が最も良い、最古の皇室の庭園で、中国4大名園に数えられています。前漢の武帝が建てた建章宮で初めて見られた「一池三山」の様式を採用した庭園でもあります。そして中国近代史においても、重要な歴史的事件が起こった場所でもあります。1898年、光緒帝は、頤和園の仁寿殿で、康有為と接見し、変法自強運動について尋ねていました。この運動が失敗に終わると、光緒帝は長らく園内の玉瀾堂に幽閉されました。まさに歴史と文化がつまった地であり、優美な自然景観の芸術的価値は高く、1998年12月2日に世界遺産に登録されました。

 住所:北京市海定区頤和園路

 入園料: 30元/人(※オフシーズンは20元)

 グルメ

 西貝莜面村

 このレストランでは、西北民族の伝統料理が楽しめます。店内の装飾は、地方色が豊かで民族情緒たっぷりです。莜麺(燕麦を使った麺)は味もさることながら、形が様々で見た目にも楽しいです。麺のほか羊肉を使ったお料理もオススメです。

 住所:北京市海定区頤和園北宮門向かい

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