台湾国語と大陸普通話の文法の違いは
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
「文法」は台湾国語で「句法」と言い、普通話で「语法」と言います。
1.「有」は助動詞として使えます。
普通話で「有」は動詞で、「有+名詞」の形のみ使います。台湾国語で動詞以外、助動詞としても使えます。「有+動詞」経験と完了の意味を表します。
例:我有碰到你的學生喔。(私はあなたの生徒さんに会ったことがありますよ。)
你有吃飯嗎? (君は食事しましたか?)
2.「説」は補語標記詞及び文末語気助詞として使えます。
台湾国語で「説」は補語標記詞となって、話す人の考えや意見を表します。英語の「that」複合文と似てます。
例えば:I know that she was waiting for me. 我知道說她在等我.
例:我發現說用了蚊香可是蚊子還是不會死。(蚊取り線香をたいても蚊はやはり死ねないと気づいた。)
「説」は文末に使われると肯定の語気を強める働きがあります。
例:小妍在加班,好可憐說。(妍ちゃんは残業してるんだ、かわいそうね!)
3.「給」は特別の前置詞になります。
台湾国語で「給」は「讓/使」の意味を表します。
例:你要不要給我載? (僕の自動車に乗る気はあるの?)普通話なら:你坐不坐我的车?
90年代以来大量の台湾ドラマや映画は中国大陸で放送されました。台湾の国語を聞くと面白いと思って、わざわざ真似る若者はいます。特に文法1の「有」の助動詞の使い方を使ってる若者もはいます。でも普通話でその使い方は正しくありません。