北京の地下鉄の旅 ―北京大学東門駅―
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
北京大学東門駅(北京大学东门站)
もし、歴史を遡り他の可能性を選択していたとしたら、今日の北京大学東門駅は、燕京大東門駅と呼ばれていたかもしれません。燕京大学は1919年に設立され、その前身はアメリカ教会が北京に設立した3つの教会学校でした。匯文大学、華北協和女子大学、通州協和大学の3つの大学は1920年に合併し、燕京大学となりました。初代校長に就任したのは、南京で金陵神学院で司教を務めていたジョン・スチュワートでした。
スチュワートは西側で調達した資金で、北京の西にあった清王朝付属の園林を買い上げました。そしてアメリカから建築家を呼び寄せ、中国で最も大きく、環境に恵まれた美しいキャンパスをつくりました。1952年に全国で学校に対する調整が行われ、燕京大学は解体、文科、理科は北京大学へ、工科は清華大学へと吸収されました。当時のキャンパスは現在の北京大学のキャンパスとなっています。
観光スポット
北京大学
北京大学は1898年に創立され、当時の名を「京獅大学堂」と言いました。これは近代中国で初の大学であり、その創立は近代的な高等教育の始まりを意味していました。北京大学には中国数千年の最高学府"太学(周代以降に設立された官吏要請の最高学府)"の伝統を受け継いでいます。北京大学は、新文化運動と五四運動が始まった場所でもあります。多くの政治思想や社会理想が国内で最も早く伝わる場所であり、信望があり重要な地位にありました。
住所:北京市海定区頤和園路55号
清華大学
清華大学は、1909年、北京清華園に創設された「清華学堂」が前身で、当時アメリカ留学のための予備校として設立されました。正式に国立清華大学となったのは、1928年のことです。大学の発展初期、清華国学研究員の4大教師だった王国維、梁啓超、陳寅恪、趙元任が「古今に通じ、文系にも理系にも通じている」という清華学派と清華学風を形成しました。
住所:北京市海定区清華大学