性質を示す形容詞の形容詞述語文
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
形容詞述語文の肯定文には、基本的に“很”がなくてはいけません。しかし、この“很”は「とても」という本来の意味を持っていません。「とても」という意味を表わすためについているのではなく、ただの「かざり」なのです。
ただし、“很”を強く読むと「とても」の意味を表します。
「とても」という意味を表したい場合は上記の“很”を強く読むほかに、“特别tèbi锓非常fēicháng”“真zhēn”などの副詞を形容詞の前に置きます。
zuótiān tèbié lěng
昨天 特别 冷。 (昨日はとても寒かったです。 )
tā zhēn piàoliang
她 真 漂亮。 (彼女はとてもきれいです。 )
形容詞述語文の否定文
“很”の代わりに否定を表わす動詞“不”を形容詞の前に置けば否定文になります。“很”を加えると、部分否定(それほど~ではない)を表します。
tā bù hěn piàoliang
她 不 很 漂亮。 (彼女はそれほどきれいでありません。)
上の部分否定では「S+不+很+形容詞」ですが、「S+很+不+形容詞」の語順になると全部否定(まったく~ではない)を表します。
tā hěn bú piàoliang
她 很 不 漂亮。 (彼女はまったくきれいでありません。)
形容詞述語文の疑問文
動詞述語文の疑問文で勉強した内容と同じく、①諾否疑問文、②反復疑問文があります。
①諾否疑問文は「S+形容詞+吗」、②反復疑問文は「S+形容詞+不+形容詞」の語順ですが、ここでも否定文と同じく形容詞の前の“很”は不要です。