代名詞「什么」のさまざまな用法
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これまで疑問詞として主に使ってきた「什么」のさまざまな用法です。大きくまとめると、「何か」という意味で使われますが、今回の会話文で登場した用法は以下のようなものがあります。
「什么」に「的(de)」を伴い、「~など」という意味をつくります。
会話文では「给她买点点心什么的」として登場しました。
例)
我们带着DVD、杂志什么的,去看王兰。(Wǒmen dàizhe DVD zázhì shénmede, qù kàn Wáng Lán./わたしたちはDVD、雑誌なんかを持って王蘭に会いに行きます)
跑步、打球、游泳什么的,他都喜欢。(Pǎobù dǎqiú yóuyǒng shénmede, tā dōu xǐhuan./ジョギング、球技、水泳などが彼は好きです)
とくに具体的に確定できないものを指します。この場合、「什么」を省いても意味が変わることはありませんが、そのかわり「何か~」というニュアンスが消えますのでダイレクトな響きになります。
会話文では「其实没什么好点心」として登場しました。
例)
没什么好主意。(Méi shénme hǎo zhǔyì./何かいいアイディアがないですね)
你去上海,我没什么不放心的。(Nǐ qù Shànghǎi, wǒ méi shénme bú fàngxīn de./あなたが上海に行っても、何か心配なことはありません)
「什么」に「都(dōu)」や「也(yě)」を伴い、任意のものに関して例外がないことを示します。
会話文では「什么也不用担心」として登場しました。
例)
王兰病了,什么都不想吃。(Wáng Lán bìngle, shénme dōu bùxiǎng chī./王蘭は病気なので何も食べたくありません)
我什么也不知道。(Wǒ shénme yě bù zhīdao./わたしは何にも知りません)
「什么」が前後に登場して互いに呼応し、前者(A)が後者(B)を決定づけます。
会話文では「什么好就买什么」として登場しました。
例)
想说什么就说什么。(Xiǎng shuō shénme jiù shuō shénme./何か言いたいことがあれば、なんでも言いなさい)
什么最好吃,我就吃什么。(Shénme zuì hǎochī, wǒ jiù chī shénme./いちばんおいしいものを食べます)