皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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文法ノート-数字「2」の使い分け

1から10まで、1個から10個までそれぞれ数えると、「2」には二つの読み方があることに気が付く。数量「TWO」を表す場合は「两(liǎng)」と読み、序数の2、「SECOND」が「二(èr)」になる。

*二桁の数 小数 分数

12(十二)

20(二十)

0.2(零点二)

1/2(二分之一)

*200

二百(数字の場合)

两百(百を量詞に数える場合)

文法ノート-修飾語Ⅰ 定語① 形容詞

修飾語は「限定語」略して「定語」と「状況語」略して「状語」の2つに大別される。名詞などを修飾するのが、「定語」、動詞や形容詞を修飾するのが「状語」である。

今回は名詞を修飾する「定語」を学ぶ。

名詞を修飾する「定語」自体が形容詞、名詞、動詞に更に分かれる。まず、日本人にとって名詞を修飾するというと、イメージしやすい形容詞から始めよう。

名詞の前に形容詞を直接つけるものと、名詞と形容詞の間に「的」を入れる間接形のものがある。

直接修飾

単音節の形容詞は、直接修飾が多い。

新书(新しい本) 新学生(新しい学生) 新衣服(新しい服)

长铅笔(長い鉛筆) 短铅笔(短い鉛筆)

深呼吸(深い呼吸) 高山(高い山)

文法ノート-修飾語Ⅱ 定語② 名詞

名詞を修飾する「定語」は、それ自体が更に形容詞、名詞、動詞に更に分かれるが、今回は名詞の定語を学ぶ。つまり、名詞が名詞を修飾することになる。その場合、「的(DE)」を入れて名詞と名詞をつなぐ。

間接修飾

我的衣服(私の服)

你的书(あなたの本) 他的生日(彼の誕生日)

我们的朋友(私たちの友達) 公司的钱(会社のお金)

鲁迅的小说(魯迅の小説)

※ この場合の「的(DE)」は日本語の助詞「の」にあたる。

直接修飾

名詞と名詞の間に「的」を入れないで、直接つなぐ場合もある。

※ 定語の名詞が国の名前や言語の名前の場合

文法ノート-修飾語Ⅲ 定語③ 動詞

名詞を修飾する「定語」は、それ自体が更に形容詞、名詞、動詞に更に分かれるが、今回は動詞の定語を学ぶ。

動詞が名詞を修飾する場合、原則的に「的(DE)」を入れて動詞と名詞をつなぐ。

間接修飾

喝的茶(飲んだお茶) 吃的苹果(食べたリンゴ) 写的字(書いた字)

※ 名詞を修飾する動詞というと、ちょっと違和感があるかもしれない。中 国語の「定語」は「限定語」の意味で、この動詞によって、後ろの名詞が限定される。

お茶はたくさんあるけど、飲む、と言う動詞をつけることでどのお茶かが限定されるという考え方である。

直接修飾

動詞と名詞の間に「的」を入れないで、直接つなぐ場合もある。

※ 1つの言葉になっている

生产力(生産する力) 研究会(研究する会) 实验室(実験する部屋)

文法ノート-動態助詞Ⅰ 動作の完了を表す「了」

中国語では、英語のように動詞の過去形、未来を表す助詞などはない。いわゆる、時制はない。現在の事を話しても、過去の事でも、未来の事でも動詞は変化しない。

 時制はないが、動作の状態がどうであるか、それを表す動態助詞というのがある。動作が完了していることを表す「了」、経験を表す「过」、継続を表す「着」の3つ。

 今回は、動作が完了していることを表す「了」を学ぶ。

 来(来る)/来了(来た)

 看电视(テレビを見る)/看了电视(テレビを見た)

 動作の完了だから、過去のことをいうことが多いのだが、この「了」が動詞の後ろに着いていても、必ずしも過去の話ではないこともある。

 到了饭店,给我打电话。(ホテルに着いたら、私に電話をください。)

 「到饭店」はホテルに着くことで、「到了饭店」はホテルに着くことが完了する。着くという動作は完了するけど、話自体は未来の話である。

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