古代建築の概況

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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    建築は「凝っている音楽」とも呼ばれ、人類文明の重要な役割を担っている。中国の古代建築は漢族の木造建築を主として、少数民族の素晴らしい建築も含んでいる。これらの古代建築は中国伝統文化から生れ、発展、成熟し、紀元2世紀から紀元19世紀の半ば頃まで、閉鎖的かつ独立した体系を形成していた。また、高い審美価値と工芸レベルを持ち、奥深さを持っています。中国の古代建築芸術は世界でも歴史が最も長く、地域分布が最も広く、風格が非常にはっきりとした独特の体系である。日本、朝鮮、ベトナムの古代建築に直接影響を与え、17世紀以後はヨーロッパの建築にも影響を及ぼしている。

    中国は領土が幅広く、民族が多いため、中国の古代人は異なる自然、地理条件に合わせ、異なる構造方式や芸術風格の古代建築を築き上げた。中国北方の黄河流域では、古人は木材と黄土で家屋を造り、南方では、建築材料は土と木のほか、竹や芦なども使われている。一部の地方では、古代人は湿気を防ぎ、空気の流れをよくするため、家屋の下層部には欄干式構造を採っている。其のほか、山岳地帯に住んでいる中国の古代人は石や木などで井戸式の建築を造った。

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    中国の古代建築は三つの発展ピークを経た。それは秦と漢の時期、隋と唐の時期、明と清の時期である。これら三つの時期は中国建築発展史上で大量の代表作を有している。例えば、宮殿や陵墓、都、防御工事などが挙げられる。また、建築様式や材料の選択などの面でも、後世に影響を与えている。そのうち、秦朝に建てられた秦の始皇帝陵と万里の長城、隋代の趙州橋、明清の帝王宮殿紫禁城などは現在までも、世界の人々に中国古代建築の独特な魅力を与えている。

    しかし、月日を経るに従い、雨や風の侵蝕や戦火などにより、一部長い歴史の古代建築は姿を消した。現在残されている中国の古代建築はほとんど唐代(紀元7世紀)以後のものになる。

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