旗袍
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
“旗袍”(qí páo)、つまりチャイナドレスは、清朝時代の八旗女性の服装から変化したもので、民族大融合によって形成された特有の服装形式であり、中国服装の国粋だと言えます。“旗袍”は、花鳥・絵画・刺繍などの文化内容が含まれており、各種芸術が結びついた産物だと言えます。
“旗袍”は、中国式の長い服が由来です。しかし、清朝時代になると字面の解釈が行われ、旗人(男女を含む)の長い服を指すようになりました。ところが実際には、八旗女性の普段着の長い服だけが、現在の“旗袍”と密接な関係があるのです。漢族女性が満族女性の服装を模倣し、満族女性も漢族女性の服装を模倣するようになり、漢族女性と満族女性の服装風格が次第に融合し、その区別が縮小され、“旗袍”が流行するようになりました。その後、西洋の服装が中国で普及し、“旗袍”が洋服の特徴に融合し、簡潔化かつ平民化の方向に発展し、新しい様式の“旗袍”・チャイナドレスが生まれたのです。
今日の“旗袍”は、すでにファッション化されていますが、色彩は依然として伝統を維持し、赤・青・藍、それに赤と黒の組み合わせが流行しています。現在の“旗袍”は、短めの様式と長めの様式に分けられ、春・夏・秋・冬によってそれぞれ異なる生地が利用されます。