中国の伝統的な婚礼習俗
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
婚礼を迎える前、男女双方の家庭はいずれも十分な準備をします。例えば、事前に親戚・友人に知らせたり、宴会を準備したりすることです。婚礼の日は、新郎が“花輿”を用意して実家まで新婦を迎えに行きます(現在はほとんど高級乗用車を利用します)。花嫁を迎えるときは、新郎とその親戚が大勢で一緒に行きます。昔は、花嫁を迎える行列に楽隊も含まれていました。新婦は、新郎の家に着くとと天地と父母に拝します。そのときは、新郎が右側、新婦が左側に立って、机の前で肩を並べて、司会者の“一拜天地、二拜高堂、夫妻对拜”(yí bài tiān dì èr bài gāo táng fū qī duì bài,一に天地を拝し、二に父母を拝し、三に夫婦が互いに拝す)という声に従って頭を下げるのです。その後、新婦は付き添い婦に導かれて夫婦の部屋に入ります。民間の習俗によると、男女は天地と父母に拝さないと、正式の夫婦だと言えません。そのため、これは婚礼でもっとも大事な儀式だと言えます。次の儀式は、新郎新婦が夫婦の部屋に入ることです。これと同時に新郎の家で宴を設けて、祝いきた親戚・友人・隣近所の人達をもてなします。
宴会が終わっても、儀式は終わりません。新郎の同輩や友人が夫婦の部屋に集まって、新郎新婦をからかって悪戯するのです。中国の習俗によりますと、友人達が新郎新婦をからかうのは祝福を意味するので、新郎新婦は怒ってはならないのです。新郎新婦をからかった後、友人達はそれぞれ帰っていきます。