旬の食材
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
最近、旬がなくなったといわれます。ある時期にしか食べられなかった野菜や果物が、野菜づくりの多様化により、今では年間を通して出回ることがめずらしくなくなりました。また、養殖・輸送・冷凍技術の発達で失われてしまったかのように思える旬の魚介類。そんな諸事情をふまえたうえで、旬を定義してみましょう・・・・・。
魚介類に関していえば、味わって美味と感じるのは、当然、脂がのった時期のもの。(産卵期を控えて体力を蓄えておく時期には、脂肪がたっぷりのっている)一般に旬といわれるのは、この産卵期前の脂ののった時期をいう。春に産卵するものは冬が旬、秋に産卵するものは夏が旬という定義が成り立ちます。
しかし、例外も多い、ウナギといえば、夏の土用と相場はきまっている。しかしウナギは秋に産卵のために川を下る。その時期のウナギは産卵に備えてたっぷり栄養をとっているので脂ののりが最高だ。だから通は秋のウナギを最上とする。ところが最近はほとんどが養殖で旬などまったくない、ではなぜウナギの旬が夏なのかは、もっぱら夏バテ防止の栄養補給という、人間サマの事情によるもののようだ。
また、野菜類に関していえば、品質改良も盛んで消費者の好みに合わせ生産されて多様化がすすんでいる。野菜の旬は露地または露地に近い栽培法でつくられたものが、出盛り期を迎え、量が多く出回り、味ものって、価格もそれなりに安くなる時期ということになります。
ここで問題になるのは産地が全国に及ぶようになったため、旬の時期は産地によって少しずつ、ずれます。また旬は年2回のケースもあります、たとえばコカブ・シイタケなど春秋の気候を好む品目も少なくありません、年2回旬があり内容に差があるものについては2度の扱いとなっております。
最後に果物、野菜は大量に出回るときが味もよく、値も下がる傾向にありますが、果物は食べごろがあり、完熟していなければ鮮度がよくてもおいしさを味わえない、果物は価格ではなくおいしい時期を基準としています。