中国料理の文化、西洋料理の文化
皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。
私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。
英語「You are what you eat」という言葉は翻訳しにくい。何を食べることがどんな人になるのは決めるということである。近年、西洋人は飲食健康を重視し、さらにはレストランのメニューで料理のカロリー含量を明記している。中国でも類似の話がある。「吃na児補na児」(どこを食べてどこを補う)。中国の象形文字に少し似ているが、発生根源は直接に表現するものである。子供を聡明な人に育てるために、動物の頭を食べさせること、または、高齢者は足関節のパワー低下対策に豚の蹄を食べる。食品による問題解決手法は、中国も外国も同じであるだろう。
人々はいつも飲食と文化を結びつけして飲食文化と話している。どの国の料理はおいしくて、どの国の料理はおいしくないことを議論する。飲食文化の中心が何を食べるかということで、味覚が重要ではない。食べ方、食べる方法が重要であると考えられる。食事は、多く地域でお腹がいっぱいになったことを指すだけでなく、社会活動のひとつになる。
食事はまた文化習慣を反映する。レストランでの注文を例にあげると、洋食メニューの圧倒に1枚にとどまる。多くとも裏側で飲料、ケーキが載せている。高級レストランのメニューは少なく、西洋文化に似て集中度が高いことである。中華料理は異なり、メニューは長い。選択肢が多すぎて好きな料理を注文することが困難だということもある。中華料理の食事法では、順次がない。中国の多角化・多様化の文化観念、変化している社会組織に似ている。多様、包容、同化は基本の特徴である。しかしながら、海外の中華料理店では中華料理の食べる方を西洋文化に影響を受けている。中華料理を前菜、メン料理、デザートなどで分けて、西洋文化に合わせて中華料理を楽しめる。食べ方も心地よいと感じる。
洋食の顧客が各自好きな料理を注文し、中華料理は皆が好きな料理を注文することが特徴である。自分で好きな料理を注文することは個人選択を尊重するといえるが、品種は単一である。西洋文化の独立性がうかがえる。
中国文化は全体を重視する。料理を注文する人はその他人が好きな料理を注文する。このため、中国では「全ての人を満足させるのは難しい」ということわざがあり、全体の一致を強調するのが要因である。中華料理は共同享受を重んじ、これにより、中国人は洋食を食べる場合も皆好きな料理を注文して、食べる時には互いに味わう。和気あいあいとした雰囲気...
中華料理と洋食の相違は、炊事場でも異なる。華潤ホテルのバンコク現地ホテルの中国と西洋の炊事場を見学すると文化の格差が著しい。洋食の炊事場は工場に似て、多くの標準設備を設けており、計量、温度、時間のコントロール装置があり、配置もプロセスにより設計し、様式、色に対する要求が厳しい。西洋人は物事を基準化、プログラム化させて、効率よく遂げる。マクドナルドとスターバックスはその典型的な例である。中華料理の炊事場であは、ドアを開けると、火が盛んでながらコックは汗をかいている。各種の調味料を並んで、料理の味はコックの腕技により決める。このため、中華料理は統一した基準がない。コックの腕技に頼り、さもなければ「中華料理」ではないとは言える。
西洋文明はどんな進歩であろうが、ナイフやフォークを使う習慣は変えない。外国人の驚いていることは中国人が食事をする時、巧みに箸でソフト豆腐、滑々ピーナッツを挟むこと。近年、ナイフ、フォーク、箸は食事する話題になっている。ナイフとフォークを使うことはできない中国人が少なくなっている。しかし箸を使うことはできない外国人はやはり多い。中国人の外来事物に対する吸収能力も強く、これも中国文化の最も貴重なものであろう。