中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson4 存在の“有” 解説

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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目的語の性質
 目的語の位置に置かれる存在物は,「不特定の」「未知の」物です。そのため目的語の名詞には数量詞などの修飾語がつくことが多いです。ただし,否定文や疑問文のときには数量詞などの修飾語はつきません。

学校旁边有一个邮局。
(学校のそばに郵便局があります。)
[Xuéxiào pángbiānr yǒu yí ge yóujú.]

存在の“有”
 語順の基本は以下のとおりです。
場所+“有”+存在する人・物
墙上有一张地图。(壁に地図が1枚あります。)

さて,もうお気づきのとおり,この存在表現は,所有を表す“有”を用いた表現と共通点があります。動詞はいずれも“有”で,人や物が“有”の目的語の位置に置かれます。主語が所有者としての人であれば,「~を持っている」という所有表現になりますし,主語が場所であれば,「…に~がある」という存在表現になります。

主語+“有”+目的語
 
我有一本词典。→所有 (私は辞書を1冊持っています。)
人(所有者)物(所有物)

桌子上有一本词典。→存在 (机の上に辞書が1冊あります。)
場所物(存在物)

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